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記憶を辿って・・・。 [日記]

今回、blogを書いている途中で下書きのまま上げ忘れている記事があることに気づき、
文章を読み返し、なぜ上げ忘れたのか?全く記憶にないのですが・・・。

多分、何らかの理由であげなかったんだと思うのですが、
せっかく書いた記事なので、改めて読み返し記事をあげることにしました。

この記事自体は、今年の6月に書いた記事なので、前半はその時の日常が描かれています。

まぁ、この辺は消して、文章だけを載せても良かったんですが、
その時のありのままを載せる方が自然かな?と思い、そのまま記載することにしました。

ご興味ある方は、最後まで読んで頂ければと思います。

それでは、どうぞ!!


さてさて、大阪市内は台風の影響は大きく無く済んだので一安心・・・。

でも蒸し暑いですね。

人一倍汗っかきなので、既にちょっと動くと汗だくやし、
メガネは体温上昇で曇るし、ほんま、何とかならんかね・・・。

痩せなさいと言うことですね・・・はい!

で、今日は自分の記憶に留めておくだけでは忘れちゃいそうなので書くことにしました。

なので真面目な話です。

※話を聞いたことを思い出しながら書いているので、若干の表現の違いや、
文章にすることで、上手く表現できてない部分もあることを前提にお読みください。

日曜日、とても良いお話を聞きました。

それは、ワインの成り立ちや日本酒との違いなどなど・・・。

勿論、原材料が違うのですが、どちらも同じ醸造酒。

ただ根本的な成り立ちが違うと言うお話を聞きました。

確かになんとなくは分かっていたつもりでも、
改めて問われると、ちゃんとした答えを導き出せなかった。

ただ導き出せなかったことで、色々お話を深くしてもらい、非常に勉強になりました。

そもそもワインが生まれた頃、まだ農業なども確立されておらず、
また水が安全では無い時代だったようで、水を確保することが難しい時代だったようです。

そこで考えたのが、果実から果汁を飲むと言うことだったようです。

ヨーロッパの水は硬水が多く、硬水は体への負担が多いそうです。

確かに僕も硬水を飲むと直ぐに下痢しちゃいます。

果実は広大な土の中に根を張り、根から得た水分や栄養分を果実に蓄えます。

その土地や根、茎がフィルターとなり、果実の中の果汁は軟水へと変化するそうです。

ただ勿論、そんな時代にワインの醸造方法などなく、おそらくその葡萄を採取し、
壺などに保存している過程で葡萄が潰れ、それが自然と発酵が始まったんだと思います。

酵母は既に地球上に存在していたんですよね。

おそらく最初見たご先祖様は、「なんかブクブクなってる、気持ち悪い!」
って思ったでしょうね。

それが数日経つと発酵が終わり、恐る恐る舐めると「美味しい!さらに、なんかフワフワする」
って感覚を覚えたんだと思います。

ただ、そうなると果汁ならなんでも良いのか?となるのですが、
昔は道具も無かったでしょうから、簡単に人の力で潰せる葡萄が水分豊富で一番適していたようです。

そして、そこから葡萄を栽培することでワインを造るようになって行ったようです。

なので、ワインは水代わりなので料理と共存しているんですよね。

なので、よくワインではマリアージュと言いますが、マリアージュとは結婚と言うことで、
料理とワインがお互いが称え合い、お互いを尊重し高め合うと言う考え方なんだそうです。

一方日本酒は、日本と言う水の豊富な土地ならではの物なんです。

日本酒の製造過程で水をとても多く使いますし、日本酒の大半が水です。

逆にワインは葡萄その物で、一切水を加えません。

なので、日本酒は水が豊富で稲作が盛んだった日本だから生まれた物なのです。

で、日本酒の場合、「日本酒のアテ」って言いますよね。

アテって言葉は、日本酒が主で料理は脇と言う考え方からきた言葉なんだと思います。

それが日本酒の成り立ちなんだと思います。

実は、個人的に最近、日本酒の世界でもマリアージュと言うようになってきたり、
日本酒の表現がワインよりになったり、日本酒をワインに例えることが多くなったと思っていました。

で、僕個人的には、日本酒は日本酒として表現したいと思っていたので、
あまりワイン的表現で日本酒を表さないようにしているつもりでした。

ただ、こうやって成り立ちを知り、言葉の意味を深く知ることで、
僕が目指しているものは、日本酒のアテの文化ではなく、
ワインのマリアージュの世界だな・・・って凄く思い感じた1日でした。

ここ最近の日本酒は、ワイン文化と言うよりワインその物の外側の部分に影響を受け、
米から出来ているのに、米から出来ている物に思えない「香水でも付けたの?」
って日本酒が多く見られます。

それらの日本酒をワイン同様、ワイングラスで楽しむことで、
あたかもワインの様な日本酒を・・・と思っているのでしょうが、
それってどこまで行ってもフェイクなんですよね。

そんなフェイクでマリアージュって言われても、
「意味は分かりませんが、とりあえずワインから言葉パクりました!」って言ってる様な物です。

そうじゃなく、僕は本質的な部分で日本酒が料理と共存できる、
お互いが高め合えるそんな日本酒を届けたいなと感じた日曜日の夜でした・・・。

本当に良いお話が聞け、良いワインと良い料理でマリアージュを堪能しました。

ご一緒出来た皆さんにも感謝な気持ちで、本当にありがとうございました。

素敵な夜をありがとうございました。


と言う記事でした。

何か感じてくれる人が1人でも居てくれたら嬉しいなって思い書きました。


最後までご覧頂きありがとうございました。

それでは、また。




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