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福ねこラベルが生まれるまで・・・ [入荷情報!]

さて本日は2020年7月16日(木)です。
本日も無事に営業を終えることが出来ました。
ありがとうございました。


さて今日は大切な商品が入荷してきたので
このまま入荷情報へと行きたいと思います。
日置桜でお馴染みの鳥取県の山根酒造場さんから
とても大切なお酒の入荷情報です。


▷鳥取県 山根酒造場

創業明治二十年、
日置桜を醸す山根酒造場さんは「醸は農なり」
「酒は米のポテンシャルを超えられない。
日置桜の酒造りは、常に農業の延長線上にある」
とハッキリ言い切るほど、
酒造りに負けないほど米作りにも力を注ぎ、
生産者ごとに酒を分け、生産者の米の良さを
どう引き出し酒にするかを突き詰める蔵元です。
世に媚びない酒造りそれが山根酒造場です。
日置桜を飲まずして日本酒を語るべからず!


ー蔵元よりー

この度、寄付金付きの商品を発売することとなりました。
(2020年7月15日発売開始)
寄付金付き商品は、弊社単独としては初めての試みですが、
まずその経緯につきまして商品情報の後に
ご説明させていただきます。
以下長文で大変恐縮ですが、ご一読いただければ幸いです。


P7162105.jpg

☆日置桜 福ねこラベル純米酒 野良 29BY 1,800ml ¥3,572
☆日置桜 福ねこラベル純米カップ 野良 29BY (朱・白) 180ml ¥616

・原料米:強力
・酒米生産者:数馬豊
・精米歩合:65%
・アルコール度数:15
・酵母:協会7号
・日本酒度:+11
・酸度:2.1
・アミノ酸度:1.9

さて今回色々なことが初となるこのお酒。
ラベルも日置桜とは思えない感じですが、
そこには凄く強い想いが込められています。
出来れば山根酒造場さんのHPへ飛び、
福ねこラベルが生まれるまで」を読んで貰えると
色々なことがあって生まれた商品であることが分かります。

本当は僕の感想なしで行こうかとも思ったんですが、
そこはちゃんと1商品としてお伝えすべきだと考え
お伝えすることにしました。
香りは酸化熟成由来のやや丸みのある香り。
ただそんなに強くなくまだ若さを感じる香り。
杏、熟した葡萄、米の旨味香、やや熟した酸
色も淡い黄金色でとても綺麗です。
口当たりは優しいのですが、まだ若い酸と
最近の中ではややドライ傾向な味わいで、
余韻に米の旨みや甘味がやってくる感じです。
ボリューム感はそれ程無いのですが、
ビシッとした芯のある味わいを感じます。
この時点でお燗への期待が高まります。
ではウチらしくお燗では・・・
ぬるめの燗では、ややドライだった味わいが
米の旨味、甘味、苦味、渋味など現れ始めるが、
まだバタついている感じ。
もう少し熱めの燗では、米の旨味とドライな味わいの
バランスが取れ味わいの統一感が出て何か食べたくなる。
ガッツリ熱めの燗では、やや甘味が抜け、
ドライ感が出過ぎて本来の良さが遠のく。
と言うことで、現段階ではMAX60度ぐらいまでで、
55度前後ぐらいのバランスが一番良さそうです。
(温度は測ってないので体感です)
現段階ではあげすぎないのがベスト!!


ー商品化の経緯ー

今年の初め、山根家に二匹の兄妹猫が家族として加わりました。
子どものいる家庭を切望しながら残念ながら
それが叶わなかった我々夫婦にとって、
彼らは猫でありながら子供のような存在でもあり、
今となっては社員をはじめ、ご近所や来場される皆様にも
可愛がっていただく蔵ねことなりました。
もともと元の飼い主に捨てられていたのを
地元の保護猫団体さんが保護されていた猫だったこともあり、
この二匹を迎え入れたのをご縁に自然と保護猫活動をされている
方たちのお話を聞く機会も増えていき、活動の現状を知るにつけ、
我々も何かお役にたてることはないかと考えるようになりました。
そんな中、新型コロナウイルスが発生いたしました。
コロナの影響は、保護猫と飼い主の出会いの場である譲渡会を
開くことができない状況をもつくりだしました。
持ち込まれる保護猫は増える一方、
医療費や餌代などを自己負担して面倒を見続けている
ボランティア達の苦労を見るに当たり、
この状態をほっとくわけにはいかない。
少しずつではあっても、継続的に支援していく仕組みをつくろうと
思い考えついたのが、この度の寄付金付き商品の発売です。
代表者夫婦の個人的な思いから生まれる商品でありますので、
社員たちに相談したところ全員から賛同を得ることが出来たため、
急遽商品化となった次第です。
この福ねこラベルは、野良猫保護グループ「猫じゃらし」さんへの
活動資金もさることながら、各地で同様の活動をされている
方たちへのリスペクトの思いを込めてパッケージ化いたしました。
とりわけ主旨なるものが母性の要素であることから、
女性客を意識した意匠としていることは、
これまでの日置桜の商品とは異なりますし、
寄付金が加わっていることで弊社の製造スペックからすると
少なからず割高な価格となっております。
そのあたりの趣旨をご理解いただき、
お買い上げいただければ大変ありがたく存じます。
寄付金としましては、当面1800ml詰め1本当たり200円。
カップは100円を月締め集計し、
猫じゃらしさんの口座に振込させていただきます。
寄付金は商品代金に含まれているので、
皆様から別途頂戴することはありません。
二匹の猫との出会いがきっかけで開発した商品ではありますが、
純米酒を飲み続けていただくことは、田んぼに棲まう
「小さな生きもの」を始めとした生態系を守ることにも
つながっていくことや、そもそも自然界は人間だけのものではない
ことを改めて思い出していただく、そんな契機になればと願っています。
今回はじめて商品ラベルにQRコードを設けました。
スマホ等で読み込んでいただきますと、
弊社HPの「福ねこラベルが生まれるまで」のサイトにつながり、
詳細をご覧いただくことが出来ます。
http://hiokizakura.jp/sake/fukuneko
どうぞ宜しくお願いいたします。


蔵ねこ 桜・凪.jpg

桜と凪


如何だったでしょうか?
ここに書いてあることは本当の想いのほんの一部で、
出来れば「福ねこラベルが生まれるまで」を読んで貰えると
深くこのお酒が生まれた意味や必要性を感じて貰えると思います。
この想いに共感して頂けたら是非ご購入頂ければと思います。
末長く、よろしくお願いします。


それでは皆さんにとっても
明日という日が素晴らしい日になることを願っています。
最後までご覧頂きありがとうございました。
明日も一緒に頑張って行きましょう!
それでは、また。



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