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オーバーラップ・・・ [入荷情報!]

さて本日は2020年8月10日(月)です。
本日も無事に営業を終えることが出来ました。
ありがとうございました。

皆さん今日の休日は如何お過ごしでしたか?
新型コロナウイルス(COVID-19)と
更にこの暑さでバテてませんか?
休日は身体も心もリフレッシュして
明日への活力蓄えて
また明日から一緒に頑張りましょうね!


それではここからは入荷情報です。
独自の世界観で魅了する
滋賀県の笑四季酒造さんからの入荷情報です。


▷滋賀県 笑四季酒造

鬼才竹島充修氏が日本の中でも非常に特殊な手法
高温糖化乳酸菌酒母からなる
独自理論の生酛造りで日本酒を醸し、
貴醸酒や実験的な酒にチャレンジするなど
今後も全く予想のつかない全量純米蔵です。
ただ米と水を最大限活かし、
そこに乳酸菌をコントロールする世界観は
今後何処へ向うのか見逃せません。


P8102180.jpg


☆笑四季 赤い糸 2019-20 火入れ 
1,800ml ¥3,960 / 720ml ¥1,980

・原料米:滋賀渡船2号
・酒母の種類:高温糖化乳酸菌酒母
・精米歩合:50%
・アルコール度数:16
・酵母:自社620酵母
・日本酒度:非公開
・酸度:非公開
・アミノ酸度:非公開

香りはややフローラルな香り、
少しミルキーでやや柑橘のニュアンスも
ただ思いの外フルーティー?って感じ・・・。

時は遡り笑四季に竹島さんが来た当初、
全く無名だった笑四季を世に打ち出す為に取ったのが
滋賀では全く使われていなかった華やかな酵母を使い
甘くてジューシーな世界観の酒造りでした。
ただ僕が笑四季に出会った頃、丁度転換期だったのと
高温糖化山廃酛を打ち出し始めカプロン酸と縁を切り
食中酒へと舵を切り始めた頃でした。
その後数年、以前とは違う新しい笑四季として
着実に歩みを進めてきた時・・・
とある商品がきっかけでオールドファンからも、
初期酒販店さんからも「これを待ってた!」と言われ
翌年より現代と昔の笑四季をオーバーラップさせ
新たな解釈で生まれたのがこの赤い糸シリーズでした。
今回更に自社培養の自社620酵母と滋賀渡船2号の
組み合わせに高温糖化乳酸菌酒母からなる
笑四季流生酛造りでカプロン酸エチルを含みながらも
決して華やかさだけで無い新生赤い糸が誕生しました。
今回ラベルも昨年話題を呼んだWORLDPEACEの
ラベルを担当した作家 河野 愛氏による描き下ろしで
何ともレトロモダンな雰囲気に生まれ変わりました。

口当たりは少しボリューミーで甘味はあるんですが、
程良い酸もあり意外に最後はスッとキレてくれます。
香りはややジューシーな感じなのですが、
含むと香りからのネガは無く実にシンプル。
ただ時間が経つに連れ香りは少しづつ上がって行き
味わいは逆にドンドンスマートになった来て
むしろちょっと辛口?って感じの錯覚を起こすほど。
この辺が速醸だともっと単調な甘くてジューシーな
感じになりそうですが、高温糖化乳酸菌酒母により
より複雑な味わいが引き起こすマジックなのかも?
僕自身は昔の華やかな頃の笑四季を知らないので、
この赤い糸が当時とどれぐらい酷似しているか
知る由もありませんが・・・。
ではウチらしくお燗では・・・
ややぬるめの燗では華やかでジューシーな感じを
楽しみながら甘味と旨味キレが良くなります。
少しフルーティーな燗が好きな人はもってこいかも?
熱めの燗ではややフルーティーな香りが若干飛び
米らしさが前面に出てよりキレ味が良くなり
甘ダレしないのがさすがです。
これなら僕でも飲めますね。
でもこの辺が高温糖化乳酸菌酒母の
成せる技なんだと思います。
また竹島さんは火入れには特にこだわりがあり、
最近の生っぽい火入れと言うよりか、
きっちり火を入れ旨味を閉じ込める感じです。
笑四季って生だと思っている人も多いかも?
でも本当は火入れが実は良いんです。

「赤い糸」こんな時代だからこそ
とても大切な言葉で
人と人を繋ぐお酒なのかも知れませんよ。


如何だったでしょうか?
相変わらず何が飛び出すか分からない
笑四季酒造さんからの入荷情報でした。
今後とも笑四季をよろしくお願いします。


最後は8月のお盆休みのお知らせです。
ご不便お掛けしますが、お間違えなきようお願いします。

2020年お盆休みPOP.jpg

※8月14日〜16日までの3日間はお盆休みを頂戴します。
配達やご来店の際は、
お間違えのないようによろしくお願いします。


と言うことで、1週間が始まりました。
今日は祭日でしたしゆっくりされてますかね?
既にお盆休み中の方も多くいらっしゃるでしょうし
逆に明日から通常出勤って方も今年は少ないのかな?
本当にコロナ禍で全く先が見えない今日この頃ですが
皆さんにとっても
明日という日が素晴らしい日になることを願っています。
最後までご覧頂きありがとうございました。
また今週も一緒に頑張って行きましょう!
それでは、また。


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