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可能性を追求・・・ [入荷情報!]

さて本日は2020年11月4日(水)です。
本日も無事に営業を終えることが出来ました。
ありがとうございました。

今日は急激に季節が進み寒くなりました。
今週末には立冬を向けるので
季節も冬支度を始めた感じですかね。
ただこれだけ急激に寒くなると心配なのは風邪ですね。
今年は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で
感染対策をしてるので風邪になりにくい
なんて言われてますが油断大敵ですよ!
うがい手洗いしていても、季節の変わり目、
特に皆さんコロナ禍で疲れていると思うので、
そう言う隙間を狙ってウイルスはやってくるので
新型コロナウイルス(COVID-19)と
風邪ウイルスに負けずに打ち勝ってやりましょう!
エイエイオー!!


ではここからは入荷情報です。
品切れ商品と新商品が届きました。
島根県の板倉酒造さんからの入荷情報です。


▷島根県 板倉酒造

創業は1871年(明治4年) 酒名「天穏」は
日蓮宗の経文「無窮天穏」から命名。
27BYより若き杜氏小島達也氏になり
先先代の長崎杜氏の山陰吟醸造りを復活させ、
「天穏とは、非常に清らかで天に在します
神に捧げる穏やかな御神酒のような酒」
と仰っています。 
更なる高みを目指し山陰吟醸造り+突き破精三日麹
と天穏独自の麹造りにより、
清らかさと深い余韻を持って
身を清め気を晴らす酒を目指します。


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☆無窮天穏 生酛純米大吟醸 原酒 改良雄町 30BY 
1,800ml ¥4,400

・原料米:奥出雲産 改良雄町
・精米歩合:50%
・アルコール度数:17.8度
・酵母:無添加
・日本酒度:+3
・酸度:1.6
・アミノ酸度:1.3
・火入れ:1火

小島杜氏によると「ガチプロ向けの1本」
との触れ込みでの発売されたこの酒・・・
品切れしていましたが再入荷しました。

香りは微かに果実感と柑橘系の酸、米の甘味香
薄っすら酸化熟成により熟成香・・・
口当たりは柔らかですが確りとした旨味のあと
甘味が広がり酸味が来て余韻へと続き
最後は原酒らしいインパクトを感じます。
ウチらしくお燗では・・・
ぬるめの燗では甘味と酸味のバランスが良くなり
原酒らしいインパクトが調和され飲みやすくなる。
熱めの燗では1火らしいやや生香が出るが
酸が溶け込み甘味、旨味が増し飲みやすい。
個人的には熱めにつけて燗冷ましが良い感じ。


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☆無窮天穏 天雲(あまくも) 生酛純米吟醸 R1BY
1,800ml ¥3,300 / 720ml ¥1,650 

・原料米:奥出雲産 改良雄町
・精米歩合:60%
・アルコール度数:13.7度
・酵母:無添加
・日本酒度:+4
・酸度:1.4
・アミノ酸度:1.2
・火入れ:2火

天雲が再入荷しました。
コメントは以前の物を使っていますが、
前回より月日が流れ熟成も進み若さは取れたと思います。
その辺を差し引いて読み砕いて貰えると嬉しいです。

香りは非常に穏やかで微かな甘味香
麹、少し緑のハーブ、淡いヨーグルト
香りから生酛だと判断するのは極めて困難
とても綺麗で清らかなお酒です。
非常に軽いタッチと柔らかな舌触り
引っ掛かりがなく喉を滑り落ちて行きます。
軽やかな酸が心地良いアクセントに。
お燗にすると一気に表情を変えます。
全体的に淡い印象だった天雲が目覚めます。
やっぱり生酛なんだと感じる柔らかな酸、
米の旨みがグッと前に出て旨みを感じながら
ゆっくりと消えて行きます。
正直現段階ではまだ若いです。
僕は直ぐ70度ぐらいまであげちゃいますが、
さすがにそこまであげると
まだ火入れしての時間の浅さを感じます。
杜氏的にも35度、55度辺りがオススメだそうです。
確かに現段階では少しぬる目で目覚めた感じ、
ちょい熱めでグッと来る感じでしょうか。
全体的には甘旨な感じですが、
ほんとこの天雲の怖いのが
気づけばもうお酒がないんですよね。
これ1本である種全てを賄える懐の広さ。
生酛は苦手なんて言ってたら
こう言う良い酒には出会えません。
今期も良い酒に仕上がっていますよ。


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☆無窮天穏 山陰吟醸酒粕焼酎 白蓮 
1,800ml ¥2,750 / 720ml ¥1,375

・原料米:30BY 無窮天穏の酒粕
・アルコール:25度
・蒸留:常圧蒸留、減圧蒸留をブレンド
・濾過:荒濾過

一昨年、無窮天穏 カストリ焼酎として
極少量ゲリラ的に発売された商品が
今期より無窮天穏 山陰吟醸酒粕焼酎 白蓮として
正式に発売になりました。
と発売は春先でしたが
今回はお客さんリクエストがあり仕入れてみました。
以前小島杜氏とお話した際、「酒粕は
多くの蔵で産業廃棄物として処理されていて
米を大切にしていると言いながら米の最終形でもある
酒粕を廃棄していたら米農家さんに申し訳ない。
なので全てを頂く意味でも酒粕も美味しい酒粕に
余った酒粕は粕取り焼酎として有効化したい」
と仰っていました。
天穏の酒粕は他の蔵の酒粕に比べ圧倒的に柔らかく
まだお酒が残っている状態です。
それはお酒を搾り切らず日本酒はクリアに、
酒粕は柔らかくお酒の旨味もたっぷり含んでいます。
では何故他の蔵は出来ないか?
それは醪をギュッと搾ればお酒に代わり、
結果1本でも多くお酒になればお金に変わります。
ただその分雑味も乗るので美味しさに影響が出ます。
天穏は出来る限り雑味が乗らないように
採算度返しで搾り切らないと言う選択をし
その分、「お酒はクリアで、酒粕も美味しい」
が実現出来ているんだと思います。
白蓮は30BYで無窮天穏になった酒粕だけを集め
熟成させた後に再発酵させ、その酒粕を
常圧蒸留、減圧蒸留した原酒をブレンドし
25度まで加水して荒濾過で商品化されています。

香りはレモン、ハーブ、白葡萄、
微かに焼酎っぽさもありますが、
焼酎と言うよりジンや洋酒のような
とても綺麗な香りがします。
口当たりは以外にサラッとして
ミネラル感があり25度を感じさせない
透明感のある味わいです。
減圧蒸留がブレンドされている分飲み易い感じです。
ロックだと少しインパクトにかけるかな?
ストレートの方が白蓮にはあってる気がします。
杜氏のオススメは、炭酸割り、コーラ割りだそうです。
コーラを飲まないのでコーラ割りはしませんが、
炭酸割りは非常に爽やかな感じで食前酒、
デザートと一緒にデザート酒として使えますよ!


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☆MUKYU-TENON WHITE LOTUS
japanese sake spirits unfiltered "KASUTORI"
500ml ¥2,200

・原料米:30BY 無窮天穏の酒粕
・アルコール:40度
・蒸留:常圧蒸留、減圧蒸留をブレンド
・濾過:無濾過

こちらは白蓮の無濾過原酒になります。
貯蔵時に表面に浮かぶフーゼル油を適度に取り除き
濾過はぜず無濾過の原酒のまま商品化した物です。
香りは白蓮同様にレモン、ハーブ、白葡萄、
アルコールが40度あるので香りはより強く感じます。
口当たりは最初意外にスルッと入ってきて
非常に飲みやすくアルコール40度を感じさせない
スムーズさなんですが飲み込んだ後から
グワッとアルコール感が上がってきました。
でも洋酒の40度近くある物だと、
もっと喉に突き刺さるような感じがあるので
とても40度とは思えない軽やかな飲み口です。
ロックで飲むと何故か焼酎感が増しますね。
焼酎だから正しいんですが、
ストレートの感じが個人的には好きですね。
グラッパグラスや口の小さなワイングラスで
香りと共にストレートをゆっくり楽しむ感じが
僕の好むです。
でもこのWHITE LOTUSをベースに
カクテルにするのが1番可能性が広がる気がします。
是非色々チャレンジして欲しいですね。

如何だったでしょうか?
今、板倉酒造さんは小島杜氏を中心に
日本酒の枠を超え様々なチャレンジが始まっています。
その1つがこの粕取り焼酎であり、今期は新たに
菩提酛、どぶろく、ビールの醸造も計画しているようで
アルコールの可能性を追求してる真っ只中です。
今後も何が飛び出すか注目頂ければ
もっと楽しいお酒Lifeが待っていると思いますよ。
是非、島根県の板倉酒造、天穏、無窮天穏を
よろしくお願いします。


それでは皆さんにとっても
明日という日が素晴らしい日になることを願っています。
最後までご覧頂きありがとうございました。
明日も一緒に頑張って行きましょう!
それでは、また。


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