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将来への期待感・・・ [入荷情報!]

さて本日は2020年12月29日(火)です。
本日も無事に営業を終えることが出来ました。
ありがとうございました。

さぁ2020年も大詰めで
残すところ、あと2日となりましたね。
2020年大変な年になりましたが
最後悔いの無い年にするためにも
あと2日、目一杯楽しんでやりましょう!!


それではここからは入荷情報です。
今期の新酒と品切れ商品が届きました。
和歌山県の吉村秀雄商店さんからの入荷情報です。


▷和歌山県 吉村秀雄商店

1915年和歌山県岩出で酒蔵を創業、
その後西宮へ進出し灘と和歌山に酒蔵を設ける。
阪神大震災により西宮の蔵が被災し
その後和歌山での酒造りに一本化。
上質な酒を求め25BYより現藤田杜氏を迎え、
新たな酒造りに入り、大改革真っ只中の酒蔵。
年々設備も充実し、酒質は確実に向上しています。
今後は山廃造りを軸に、良質な酒を展開して行く
和歌山県の注目蔵です。

車坂とは:上り坂を歩むような力強さの中にも、
後味は下り坂を駆け下りるような爽快感を目指した酒。


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☆車坂 純米生酒 R2BY 1,800ml ¥2,541 / 720ml ¥1,269

・原料米:和歌山県産 玉栄
・精米歩合:65%
・アルコール度数:17度
・酵母:協会901号
・日本酒度:+5
・酸度:2.0
・アミノ酸度:1.8

※今回蔵元より正確なデータ発表がなかったので
蔵元発表のおおよその数値となっています。

吉村秀雄商店さんより
今期の新酒第1弾が入荷しました。

いつも通りの和歌山県産 玉栄を使い
協会901号酵母で仕込む純米生酒と
おりがらみ生酒の2種類が発売されましたが
当店では通常盤の生酒をチョイスしました。
通常ほとんどの蔵元から発売される新酒は
生原酒での発売が多く見受けられますが
吉村秀雄商店さんでは
やや加水した生酒での発売となりました。

色合いは少し燻んだレモンイエロー
香りは青リンゴ、やや甘味のある香り、微かに苦味
生酒らしいフレッシュな香りなど。
味わいは少し硬さがあり、その後甘味が広がり
徐々に酸味、苦味が追いかけて来る感じで
余韻へと繋がって行き最後は少し苦味が残る感じ。
最初は甘さもあるのですが最終的に苦味がある分
印象としては辛さに感じると思います。
少し単体で飲むと言うよりは
料理と共に楽しんでこそ映えるお酒ですね。

個人的には生酒をお燗することを
推奨してる訳ではありませんが
ウチらしくお燗では・・・
ぬるめの燗では少し生香は出ますが
甘味が膨らみ苦味をマスキングし飲みやすくなる感じ。
熱めの燗では、やっぱり生香は出ますが
甘味、酸味、苦味、渋味などがバランスが取れて
この酒の将来への期待感が浮き彫りになる感じ。
ただし生燗好きな方には問題ないかもですが
個人的にはこの生香が出て感じはNGな方向性です。
なので個人的には冷酒で飲むことをオススメします。
もちろん、生香OK!な方はお燗で是非!!

また吉村秀雄商店さんでは日々酒造りの状況を
YouTubeでも配信しています。
また今回の新酒の造りの様子から瓶詰めまでが
動画で紹介されていますので是非覗いてみてください。
https://www.youtube.com/channel/UC9LRGRsK1G5qUUk7gpeC5zg/featured


如何だったでしょうか?
この他にも
車坂 山廃純米酒 27BY
車坂 純米酒 29BY
車坂 山廃純米大吟醸酒 28BY
じゃばら酒別仕立て
など品切れ商品も入荷しました。

しかしお燗って不思議で面白いですね。
昨日の川鶴は生燗で泡ブクブクなのに
生香もほぼ感じれずで個人的に生燗もOK!なのに対し
今回の車坂はお燗するとほぼ泡立たないのに
生香バリバリで個人的にはNGな感じ。
普通は逆のイメージなのに
まだまだ日本酒の奥は深いって感じですね。
これもまた日々勉強です。
今後も吉村秀雄商店さんをよろしくお願いします。


最後は年末年始の営業のお知らせです。

2020~21年、井上酒店、年末年始営業予定のお知らせ.jpg
https://inoue-saketen-info.blog.ss-blog.jp/2020-12-26


2020年も残り後2日となりました。
それでは皆さんにとっても
明日という日が素晴らしい日になることを願っています。
最後までご覧頂きありがとうございました。
また明日も一緒に頑張って行きましょう!
それでは、また。


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