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名刺代りの2種類の日本酒・・・ [入荷情報!]

さて本日は2022年2月1日(火)です。
本日も無事に営業を終えることが出来ました。
ありがとうございました。

今日から2月がスタートですね。
本日より車検の為、ウチの愛車はピットインし
暫くは代車での仕事になります。
残念ながら本日は代車の出動ならず・・・残念
めげずに1日、1日を大切に頑張りましょう!


それではここからは入荷情報です。
少し案内が出来てなかった商品ですが
皆さんお待ちかねの商品が到着してますよ。
広島の亀齢酒造さんより入荷情報です。


▷広島県 亀齢酒造

創業1868年(明治元年)吉田屋として開業
昭和14年に亀齢酒造を設立
亀齢とは「鶴は千年 亀は万年」の言葉のごとく、
長命と永遠の繁栄の意をこめて命名。
古くは吉田屋の酒として親しまれていたものを、
明治初期、当主石井幸太郎により命名されました。
吉田屋の酒から亀齢に名を変え味を磨き人から人へと
その旨さは語り継がれ多くの酒客を魅了し続けています。
広島の西条は良質な水を求め11もの酒蔵が集まる地で、
ただ西条と言うと柔らかな甘口の酒を醸す蔵が殆どで
亀齢酒造は唯一と言っていい、味のある辛口の日本酒
を醸す酒蔵として全国に名を轟かせています。


P2023076.jpeg

☆亀齢 萬事酒盃中 おりがらみ生酒 R3BY
 1,800ml ¥2,310

・使用米:麹米/八反錦・掛米/中生新千本
・精米歩合:80%
・使用酵母:自家培養
・アルコール分:16度
・日本酒度:+3.0
・酸度:1.6
・アミノ酸:1.2

亀齢酒造さんより今期の新酒第1弾が到着
まずは萬事酒盃中(ばんじさけさかずきのなか)
おりがらみ生酒のご紹介です。

亀齢酒造さんの代表的な1本の萬事酒盃中
麹米に八反錦と掛米に中生新千本を使い
新酒ながら若干加水し、おりを絡めることで
少し柔らかな酒質なのが特徴です。
亀齢酒造さんらしい確りとした味わいの中に
オリの旨味がプラスされパンチはあるけど
飲み疲れせずに飲めるこの1本。
また非常にコスパの高い価格設定も魅力の一つ。
なのでリピート率も高く非常にファンの多いお酒で
お財布にも優しいのは今のご時世嬉しいですよね。
でもそれだけではダメ。
だからこそ低精白で如何に価値のある酒を醸すか
しっかり研究し生まれたお酒です。
きっと飲んで貰えると、こんなに低価格だとは思えない
ワンランク上の味わいを感じて貰えるはず!
是非、亀齢マジックにハマってみてください。


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☆亀齢 辛口純米 八拾 生原酒 R2BY
 1,800ml ¥1,980 / 720ml ¥990

・使用米:中生新千本
・精米歩合:80%
・使用酵母:自家培養
・アルコール分:17度
・日本酒度:+4
・酸度:1.8
・アミノ酸:1.4

亀齢酒造さんより今期の新酒第2段が到着
皆さんお待ちかねの1本が入荷しました。

本当に各方面より高い指示を頂いてる八拾ですが
それにはたくさんの秘密が隠されています。
まずは価格から想像出来ない味わいと
コストパフォーマンスの高さですね。
とにかくこの味わいでこの価格は普通ありえません。
その秘密は80%精米にも関わらず
大吟醸クラス並の粕歩合で贅沢に搾ります。
現在80%精米のお酒は珍しくない時代になりましたが
恐らく80%精米のお酒で大吟醸並の粕歩合で搾るお酒は
この亀齢 辛口純米 八拾ぐらいだと思います。

分かりやすく説明するとお酒は最後搾る作業をして
醪から酒と酒粕へと分離されます。
その際、たくさん搾れば搾るほど日本酒が出来て
最終的にはたくさんの日本酒が抽出されます。
こうすることで粕歩合はさがります。
当然たくさんの日本酒になればお金になります。
通常この手のクラスの日本酒だと10%台
もしかすると10%を切る蔵も少なくないかも?
よく市販されているカチカチの板粕がありますが
あれは目一杯圧縮してお酒を搾った証拠です。
そうすることでたくさんの日本酒が取れる反面
雑味が乗り、当然味わいは落ちます。
それを避けるため大吟醸並の粕歩合で搾ります。

ではメリットだけなのか?と言うとそうではありません。
当然デメリットもあります。
1つはお米は酒造好適米ではなく飯米であること。
もう1つは手造り麹ではなく機械麹であることです。
ただしこれはコストパフォーマンスを上げるため
飯米である中生新千本を使い
この米の良さを100%引き出すことで
酒造好適米に負けない味わいを引き出しています。
また機械麹ですが実は僕も初めて蔵に伺った時には
「え!機械麹・・・」と思っちゃいました。
僕は手造り麹こそが日本酒のあるべき姿だと
思っていたので最初実は幻滅しました。
ただそのことを西垣杜氏に尋ねたら
「手造り麹と機械麹とどちらが良いかと言うと
正直変わりません。
ただ機械麹を操作するのも人間、手造り麹を作るのも人間。
機械はきっちり操作することで、とても良い麹が出来ます。
逆に手造り麹は人が手を抜いても手造り麹になります。
要するに機械か手造りかではなく
造る人の気持ちが1番大事だ」と教えてくれました。
この麹は自動製麹機、通称円盤と言われる
手造り麹の何十倍もの麹を1度に造ることができ
そのことでコストダウンに繋がっています。
ただし機械任せにするのではなく
常に蔵子さんが状態を見極め最高の麹を造っています。
そうして出来た醪を目一杯搾るのではなく
大吟醸並に搾ることで雑味の無い綺麗なお酒が生まれます。

このお酒は安くて美味しい純米酒を届けたいと思う
蔵元の信念を曲げずに貫いているからこそ生まれ
それが皆さんに伝わり魅了しているんだと思います。
皆さん知らずに飲むと「純米吟醸酒かと思った」とか
価格を聞いて「え!そんなに安いの!!」と驚かれます。
決して派手派手しいお酒ではありません。
旨味は確り詰まって飲み飽きせずスルスルと盃が進み
食中酒としてのポテンシャルがあるお酒です。
まずは亀齢酒造の名刺代わりに1度飲んでみてください。

今後とも亀齢酒造さんを、よろしくお願いします。


最後までご覧頂きありがとうございました。
2月も、よろしくお願いします。
まだまだこれからも大変な日々が続きますが
みんなで力を合わせ一緒に頑張って行きましょう!
井上酒店は負けません!!
それでは、また。


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