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3年ぶりの赤ラベル・・・ [入荷情報!]

さて本日は2022年4月20日(水)です。
本日も無事に営業を終えることが出来ました。
ありがとうございました。

色々バタバタやることが増え始めた昨今
今週末には1つ情報解禁しますので
もう少しお待ちくださいね。


それではここからは入荷情報です。
3年ぶりに登場の商品が到着しました。
島根県の板倉酒造さんからの入荷情報です。


▷島根県 板倉酒造

創業は1871年(明治4年) 酒名「天穏」は
日蓮宗の経文「無窮天穏」から命名。
27BYより若き杜氏小島達也氏になり
先先代の長崎杜氏の山陰吟醸造りを復活させ
「天穏とは、非常に清らかで天に在します
神に捧げる穏やかな御神酒のような酒」
と仰っています。 
更なる高みを目指し山陰吟醸造り+突き破精三日麹
と天穏独自の麹造りにより
清らかさと深い余韻を持って
身を清め気を晴らす酒を目指します。


P4213110.jpeg

☆天穏 生酛純米 無濾過生原酒 R3BY
 1,800ml ¥3,520

・原料米: 改良雄町
・精米歩合:70%
・アルコール度数:17.5度
・酵母:無添加
・日本酒度:+6
・酸度:2.1
・アミノ酸度:1.5
・火入れ:生酒

3年ぶりに生酛赤ラベルがリリースされました。
今回は火入れ酒に比重をおきたいとのことで
生原酒は予約分のみの瓶詰めとなっています。

蔵元より天穏の生酛造りへの取り組みの
詳細が届いたので少しお伝えしておきますね。
天穏の生酛造りは今季で13年目だそうで
生酛は21BYの生酛 改良雄町70%から始まり
21~26BYは前任の岡田杜氏が燗酒スタイルで
(小島杜氏も22BY~25BYは蔵子として参加)
それ以降は小島杜氏が27~28BYは燗酒スタイル
29~1BYは山陰吟醸造りへ移行し
2BYは蔵子の上山さんの責任醸造で継続し
今期は再び小島杜氏が山陰吟醸造りで醸造しました。
とは言え、同じ生酛造りでも大きな変化があり
昨年からの6号酵母、水酛への取り組みで
7号酵母、K1酵母の要素が減少し
逆に野生酵母の比率が増加しているそうです。

色合いは、薄っすら緑がかった淡い黄金色系
香りは、天穏らしい山陰吟醸由来の柔らかな香り
柔らかな甘味、乳酸由来の柔らかな酸味
少しクリーミな香りもします。
味わいは、米由来の甘味と旨味がギュッと詰まった
味わいに、心地良い酸味がその旨味を包み込み
最後生原酒らしく淡い苦味で〆る感じが実に心地良く
ついつい飲み進めちゃう感じのお酒ですね。
個人的には生原酒ですが、余り冷やし過ぎずに
常温に近い状態で飲んむのがオススメです。
もちろん生燗にはなりますが
十分ポテンシャルはあるお酒ですので
お好きな方は是非お燗にもチャレンジして欲しいです。

個人的には火入れのお酒が待ち遠しいんですが
是非まずは、3年ぶりに登場のこの赤ラベルを飲んで
火入れをお待ち頂ければと思います。

今後とも板倉酒造さんを、よろしくお願いします。


最後までご覧頂きありがとうございました。
まだまだこれからも大変な日々が続きますが
みんなで力を合わせ一緒に頑張って行きましょう!
井上酒店は負けません!!
それでは、また。


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