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創業100年を迎えるにあたり・・・ [入荷情報!]

さて本日は2022年5月11日(水)です。
本日も無事に営業を終えることが出来ました。
ありがとうございました。

昨日の記事に関して
たくさんの人に見て頂けたようで
本当にありがたい限りです。
数年間は開店記念日的な記事を書いてたんですが
その度にお祝いを頂いたりして
申し訳ないので書くのをやめていました。
なので本当は10年を1つの区切りとして
報告させて貰おうかと思っていましたが
コロナ禍でそんな雰囲気でも無かったので
発表を控えていました。
ただ今年はある意味チャンスかと思い
思いきってご報告させて頂きました。
なので次の報告は20周年ですかね。
その日が迎えられるように
また今日から頑張って行きたいと思います。
今後とも、末長くよろしくお願いします。


それではここからは入荷情報です。
今日は11年目の最初に相応しいお酒のご紹介です。
奈良県の長龍酒造さんからの入荷情報です。


▷奈良県 長龍酒造

1923年奈良県の飯田酒造場より独立し
八尾に酒の小売店を開業し酒の世界へ・・・。
その後長龍酒造を八尾にて設立し
同時に酒の卸業と二足の草鞋を履き事業を拡大。
どうしても酒蔵をしたいと言う想いが叶い
現在の蔵の場所で元々あった酒蔵が廃業され
その蔵を譲り受け自身の夢であった
奈良県にて広陵蔵を設立。
社是でもある昇道無窮極とは
私たちの酒造りの心は「昇道に窮極無し」
旨い酒、良い酒を造りたいという気持ちは無限である。
この言葉を胸に、良酒を目指します。
日本初の瓶詰め樽酒の製造や、ヴィンテージ純米酒
小仕込み300本ほどの製造量の四季咲シリーズなど
無限の可能性を秘めた酒蔵です。


P5113150.jpeg

今日はウチで1番古くからお世話になっている
奈良県の長龍酒造さんの特別なお酒を
2種類ご紹介しようと思います。

今回ご紹介する生酛造りのお酒は
長龍酒造さんが来年(2023年)創業100年を迎えるにあたり
生酛造りを復活させたいと言う思いから生まれた
特別なお酒になります。

☆稲の国の稲の酒 生酛特別純米酒 無濾過生原酒 2021年醸造
 1,800ml ¥3,168 / 720ml ¥1,584

・原料米:奈良県山添村産 露葉風100%
・精米歩合:60%
・アルコール度数:18度
・酵母:協会701号
・日本酒度:+5
・酸度:2.4
・アミノ酸:1.6

こちらは2021年の冬に仕込み
2021年春に上槽した物を生原酒のまま
リーファーコンテナで-5度の低温瓶囲いし
そのまま1年間しっかり低温貯蔵した後
2022年にリリースされた商品になります。

色合いは、淡く色づく黄金色系
香りは、とても穏やかで微かに米由来の甘み
少し柑橘系の酸味も感じますが
生酛らしい軽やかな酸も感じます。
味わいは、優しい甘味の後を追いかけて
キュッとしまった酸が押し寄せてくる感じで
生原酒なのもあり結構な迫力を感じます。
余韻には少し苦味もありますが
1つのアクセントしては良い感じです。
料理が楽しくなる酸味や苦味だと思います。
生原酒ですが生熟感はなく
素直に綺麗に熟成が進んでいる印象です。

ウチらしくお燗では・・・
ぬるめの燗では、甘味、酸味が膨らみ
より酸味が強調され、さらに生熟感が浮いて来て
個人的に最も苦手な感じ・・・。
熱めの燗では、甘味と酸味は溶け合うんですが
やはり生熟感は全く消えることなく
むしろ主張が強くなりなかなか難しいです。
こちらは素直に冷酒として楽しむのが良いかと。
あとは生原酒なので加水生燗など
もう少し何とかなるかも?
生熟感がお好きな方は是非お燗もどうぞ!


☆稲の国の稲の酒 生酛特別純米酒 無濾過原酒 2021年醸造
 1,800ml ¥2,970 / 720ml ¥1,485

・原料米:奈良県山添村産 露葉風100%
・精米歩合:60%
・アルコール度数:18度
・酵母:協会701号
・日本酒度:+5
・酸度:2.4
・アミノ酸:1.6
・火入れ回数:1火

こちらは2021年の冬に仕込み
2021年春に上槽した物を1度だけ火入れし
地下貯蔵庫で約10℃の温度管理し
1年間低温でゆっくり熟成させた後
2022年にリリースされた商品になります。

色合いは、こちらも淡く色付く黄金色系
少し生よりは色が進んでいる感じです。
香りは、生よりも丸く柔らかな甘みと
より落ち着いた柔らかな柑橘系な酸を感じます。
ただ少し火入れしてる分、香りの質が違いますね。
より穏やかで落ちつた感じです。
味わいは、甘味は微かで一気に心地良い酸味が
口一杯に広がって行きます。
ただこちらも無濾過原酒なので
余韻に力強さと甘味、苦味、酸味、渋味など
複雑さは1枚上手な感じです。

ウチらしくお燗では・・・
ぬるめの燗では、甘味、酸味が上手く溶け合い
生熟感もなく、何かええやん!って感じで
ちょっとワクワクしました。
熱めの燗では、より甘味と酸味が融合し
もちろん若いんですが全然気にならない
むしろ熟成が苦手な方には、このぐらいの若さが
丁度飲みやすいのでは?って感じで
実に良い感じです。
火入れと生ではこれだけ違うかと
まざまざと見せつけられた感じがしました。
個人的に原酒なので、ちょっとこのままだと
飲み疲れしちゃうので加水燗がオススメですが
ガッツリ飲みたい方は
そのまま原酒でぬるめと熱め両方試して欲しいです。

生原酒は1,800mlで200本、720mlで120本
火入れは1,800mlで180本、720mlで240本
と本当に少量の出荷となっています。
ウチではも生原酒は残り僅かとなっていますし
火入れも720mlも残り僅かとなっていますので
気になる方はお早めに!

※なお、2022年醸造もこの秋に発売予定なので
 そちらもお楽しみにしていてくださいね!!

今後とも、長龍酒造さんをよろしくお願いします。


最後までご覧頂きありがとうございました。
まだまだこれからも大変な日々が続きますが
みんなで力を合わせ一緒に頑張って行きましょう!
井上酒店は負けません!!
それでは、また。


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