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お待たせしました・・・ [入荷情報!]

さて本日は2020年7月2日(木)です。
本日も無事に営業を終えることが出来ました。
ありがとうございました。

嵐が去った後だからか随分過ごしやすい大阪。
このまま行ってくれれば今年の夏は過ごし易そうだと思いますが、
そうは問屋が卸してくれないでしょうね。
そして東京ではまたまた・・・
本当にどうすればいいんでしょうかね?
経済回すと感染者が増え、経済止めると感染者は減って。
誰が答えを導いてくれるのでしょうか・・・。
でもこの試練を乗り越えるしかありません。
みんなで力合わせて頑張りましょう!!


ではここからは入荷情報です。
随分と品切れしてご迷惑をお掛けしました、
天穏を醸す板倉酒造さんからの入荷情報です。


▷島根県 板倉酒造

創業は1871年(明治4年) 酒名「天穏」は
日蓮宗の経文「無窮天穏」から命名。
27BYより若き杜氏小島達也氏になり
先先代の長崎杜氏の山陰吟醸造りを復活させ、
「天穏とは、非常に清らかで天に在します
神に捧げる穏やかな御神酒のような酒」
と仰っています。 
更なる高みを目指し山陰吟醸造り+突き破精三日麹
と天穏独自の麹造りにより、
清らかさと深い余韻を持って
身を清め気を晴らす酒を目指します。


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☆無窮天穏 天雲(あまくも) 生酛純米吟醸 R1BY
1,800ml ¥3,300 / 720ml ¥1,650 

・原料米:奥出雲産 改良雄町
・精米歩合:60%
・アルコール度数:13.7度
・酵母:無添加
・日本酒度:+4
・酸度:1.4
・アミノ酸度:1.2
・火入れ:2火

本当にお待たせしました。
昨年12月には蔵完売していまい
本当に長い間お待たせしてしまいましたが
漸くR1BYの天雲の出荷が始まりました。
昨年は倍仕込んだそうですが12月で完売。
今期は初年度の4倍仕込んだそうですが、
はたしていつまで持つか・・・
香りは非常に穏やかで微かな甘味香
麹、少し緑のハーブ、淡いヨーグルト
香りから生酛だと判断するのは極めて困難
とても綺麗で清らかなお酒です。
非常に軽いタッチと柔らかな舌触り
引っ掛かりがなく喉を滑り落ちて行きます。
軽やかな酸が心地良いアクセントに。
お燗にすると一気に表情を変えます。
全体的に淡い印象だった天雲が目覚めます。
やっぱり生酛なんだと感じる柔らかな酸、
米の旨みがグッと前に出て旨みを感じながら
ゆっくりと消えて行きます。
正直現段階ではまだ若いです。
僕は直ぐ70度ぐらいまであげちゃいますが、
さすがにそこまであげると
まだ火入れしての時間の浅さを感じます。
杜氏的にも35度、55度辺りがオススメだそうです。
確かに現段階では少しぬる目で目覚めた感じ、
ちょい熱めでグッと来る感じでしょうか。
全体的には甘旨な感じですが、
ほんとこの天雲の怖いのが
気づけばもうお酒がないんですよね。
これ1本である種全てを賄える懐の広さ。
生酛は苦手なんて言ってたら
こう言う良い酒には出会えません。
今期も良い酒に仕上がっていますよ。


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☆天穏 生酛純米 にごり酒 R1BY
1,800ml ¥3,146

・原料米:奥出雲産 改良雄町 / 五百万石(にごり)
・精米歩合:70%・60%
・アルコール度数:15.5度
・酵母:無添加+6号(にごり)
・日本酒度:+5
・酸度:1.7
・アミノ酸度:1.7
・火入れ:1火

香りはやや甘めの淡い葡萄、
微かに林檎、ラムネ、ヨーグルト、
生酛と言うネガはなく旨甘な香り。
ややとろみのある舌触り、米の旨み、
少し苦味、酸味、最後に渋み。
香りはキャッチー、味は複雑。
お燗では酸が少し前にグッと出てきます。
この辺はある意味生酛らしいのですが、
余韻が少し爽やかなんです。
実は今期生酛純米酒に、にごりの部分は
速醸の6号酵母をブレンドしているそうです。
昨年までのストレートな生酛の味わいが、
余韻の部分が少し軽やかと言うか、
爽やかさを感じます。
なので生酛にごり酒とありますが、
現実には生酛と速醸のブレンドになるようです。
ただ正直飲んでそんなネガな印象がなく、
やっぱり天穏の生酛にごりは僕の鉄板です。
30BYもまだ少しあるので、飲み比べも面白いですよ。


如何だったでしょうか。
本当に多くの皆さんから天雲のご注文を頂きましたが、
物が無いのでどうしようもありませんでした。
が!漸くやってきました。
今期も現段階でも非常に軽やかで天雲らしさ十分です。
杜氏も気合い入れてかなりの量を仕込んでいるので、
今期は十分持つと思いますが、
これにハマると虜になるんですよね。
なので早めに1本は確保しつつ
もう1本を飲んで頂くのが良いと思います。
天穏も今後徐々に年度が変わってくると思います。
是非その辺も注目頂ければと思います。
よろしくお願いします。


それでは皆さんにとっても
明日という日が素晴らしい日になることを願っています。
最後までご覧頂きありがとうございました。
明日も一緒に頑張って行きましょう!
それでは、また。


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