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これぞまさに・・・ [入荷情報!]

さて本日は2020年11月21日(土)です。
本日も無事に営業を終えることが出来ました。
ありがとうございました。
そして今週もお付き合い頂きありがとうございました。
明日は日曜日ですので定休日となります。
ご迷惑お掛けしますがよろしくお願いします。
また11月23日(月・祝) 勤労感謝の日は
通常通り営業しておりますので、
感染対策して是非お立ち寄りください。
よろしくお願いします。


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当日は全国9箇所とリモート接続し開催されます。
ご参加予約お待ちしております。
https://inoue-saketen-info.blog.ss-blog.jp/2020-11-11-2


それではここからは入荷情報です。
年度が切り替わった商品を含め品切れ商品が届きました。
島根県の玉櫻酒造さんからの入荷情報です。


▷島根県 玉櫻酒造

蔵の裏は山、目の前は川、その回りは田んぼと
自然豊かな地で玉櫻は醸されます。
櫻尾尚平杜氏、弟の圭司さんを中心に
県内の契約農家さんに米作りをお願いし、
速醸、生酛、にごり酒と
燗酒で美味しい純米酒を醸しています。
料理と共に生きる酒!
玉櫻ご期待ください。


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☆玉櫻 純米吟醸 29BY
1,800ml ¥3,740 / 720ml ¥1,870

・原料米:島根県産 五百万石(75%)・山田錦(25%)
・精米歩合:50%
・アルコール度数:15度
・酵母:協会701号
・日本酒度:+10.0
・酸度:1.6
・アミノ酸度:1.2
※720mlの蔵出しヴィンテージは28BYです。

玉櫻の純米吟醸が28BYから29BYへと
年度が切り替わりました。
また年度が切り替わったことで
若干使用米の割合が変更になっています。
色合いは鮮やかな黄金色です。
玉櫻は基本熟成しているので色合いは
深みのある濃い黄金色が多いんですが
さすがに高精白の純米吟醸で瓶貯蔵だったかな?
なので色合いは若々しい感じです。
香りは所謂吟醸香は無く米由来の香りと
綺麗でまだまだフレッシュな香りがします。
口当たりは柔らかですが程よいボリューム感と
綺麗な酸、旨味が口に広がって行きます。
玉櫻の中でも少し酸も控えめで上品な感じで
冷やでも十分に良さを感じますね。
ウチらしくお燗では・・・
ややぬるめの燗では少し吟醸酒らしい含み香が出て
とても柔らかく引っ掛かりなくスーッと入って行きます。
やや熱めの燗では、酸が非常に心地良く広がり
とても上品で綺麗な味わいが広がります。
実は玉櫻は60度オーバーでのお燗が好きなんですが
純米吟醸はぬるめが合うと思ってたんですが
この29BYは結構熱めでも良い感じです。
ぬるめの燗は純米吟醸酒らしい綺麗な燗に
熱めの燗はある意味玉櫻らしい旨味燗に・・・。
でもやっぱり玉櫻は料理が欲しくなりますね。
飲んでるとホントお腹がすいてくるんですよね。


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☆玉櫻 注連川の糧 純米酒 近畿33号 28BY
1,800ml ¥3,190

・原料米:島根県産 近畿33号(無農薬・無化学肥料)
・精米歩合:70%
・アルコール度数:15度
・酵母:協会701号
・日本酒度:+11.0
・酸度:1.8
・アミノ酸度:1.6

前回発注ミスで暫く品切れしていましたが
漸く入荷しました。
島根県吉賀町の農業法人 注連川の糧の農家
土井義則さんが無農薬・無化学肥料で栽培した
近畿33号を使い造った純米酒になります。
色合いは深みのある黄金色です。
色からも熟成が進んでいるのが見て取れます。
香りは淡い熟成香と米由来の香りに酸由来の香り。
玉櫻の酸は柑橘系では無く旨味系の酸です。
なので爽やかでは無く食欲を唆る酸です。
口当たりは非常に柔らかで米由来の甘味と
キュッと閉まった酸が骨格を形成し
後味は玉櫻らしいく非常にドライです。
冷やだとある意味玉櫻らしい素っ気なさがあります。
良い意味でですよ。
このツンデレ感がお燗した時には化けるんですよね。
ウチらしくお燗では・・・
ややぬるめの燗では、柔らかく優しい旨味が広がり
少し香ばしさもありますが心地良い旨味が広がります。
やや熱めの燗では、優しい甘味とキュッと閉まった酸が
非常に心地良く優しい旨味が口一杯に広がります。
旨味も確りありますが酸が美味しいお酒ですね。
ドンドンお腹が減ってきました。
お燗でかなり違うお酒になりますよ。
是非お燗で色々な温度で楽しんで欲しいです。
勿論、料理食べながらがオススメです。


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☆玉櫻 純米 五百万石 29BY
1,800ml ¥2,530 / 720ml ¥1,265

・原料米:島根県産 五百万石
・精米歩合:70%
・アルコール度数:15度
・酵母:協会701号
・日本酒度:+11.0
・酸度:1.8
・アミノ酸度:1.6
※720mlの蔵出しヴィンテージは28BYです。

玉櫻と言えばこれ!と言っても過言ではない、
定番の純米酒も入荷しました。
香りは酸化熟成による熟成香、やや熟した葡萄
米由来の甘味、少しミルキーな感じも・・・。
ただそんなにひねた香りではなく旨味香です。
口当たりは柔らかく苦味、酸味、そしてドライで
最後苦旨味をグッと感じます。
ウチらしくお燗では・・・
ややぬるめの燗では、甘味、酸味、渋味、苦味、
などが独立した感じでバラバラな感じ。
では熱めの燗ではグッと味がまとまり、
1つの一体感が出て急に料理が食べたくなります。
「何か美味しい料理をください!」
って大きな声で叫びたくなる感じ。
これぞ鉄板の食中燗酒ですね。
飲んでるとお腹が減るんですよね。
やっぱり玉櫻はビビらずに熱めが最高です。


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☆玉櫻 純米 とろとろにごり酒 R1BY
1,800ml ¥2,860 / 720ml ¥1,430 / 300ml ¥715

・原料米:島根県産米
・精米歩合:70%
・アルコール度数:13度
・酵母:協会701号
・日本酒度:-24
・酸度:1.7
・アミノ酸度:1.7

相変わらずの大人気のとろとろにごり酒も入荷です。
香りからは主張はほぼ無く少し若い蒼さは感じます。
とは言え微かに麹由来の甘さを感じるかな?
って感じで香りに主張はほぼ無いに近いです。
口当たりには若干米のザラザラ感を感じつつ
一気に甘味と酸味が大暴れする感じで
香りの主張の無さが嘘みたいです。
果物をすりおろした感じに近いかも?
甘いけど酸があるので意外と飲めちゃうんですよね。
ウチらしくお燗では・・・
ぬるめの燗では甘酒を温めたような感じで
甘さが強くでて個人的にはちょい苦手・・・。
熱めの燗では甘いんですがキレが良くなり、
バランスが良くなります。
これなら燗でも全然飲めますね。
ただこれを料理とって考えると結構ハードル高いですね。
ちょっと箸休め的に飲むか、冷やすことで甘味を抑え
飲みやすくして味わうか、ちょっとスパイシーな料理と
この甘さを合わせてみたいって感じはしますね。
冷たくしてフルーツと合わせて
デザート酒的なのもありだと思います。
でもとにかくこの甘さが癖になる人続出中です。


如何だったでしょうか?
前半2本は玉櫻好きなマニア好みの2本で
後半2本は玉櫻のスタンダードな2本でした。
ただ共通することは、やっぱりお燗が美味しいし
お腹が減るお酒だと言うことでしょうか?
まさにこれぞ究極の食中酒ではないでしょうか?
是非玉櫻酒造さんを料理と共に楽しんでくださいね。


また来週からも入荷情報など
随時更新して行きますのでお楽しみにしていてください。
それでは今週1週間お世話になりました。
皆さんにとっても明日という日が
そして来週も素晴らしい日になることを願っています。
最後までご覧頂きありがとうございました。
また来週からも1週間一緒に頑張って行きましょう!
それでは、また。


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