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シン・ジュンマイギンジョウ・・・ [入荷情報!]

さて本日は2022年6月9日(木)です。
本日も無事に営業を終えることが出来ました。
ありがとうございました。


それではここからは入荷情報です。
品切れしていたシン定番酒が届きました。
北海道の二世古酒造さんからの入荷情報です。


▷北海道 二世古酒造

大正5年創業。
道内でも有数の豪雪地帯、虻田郡倶知安町に蔵はあり
道内でも1.2を争う小さな酒蔵です。
蔵元水口氏の祖父が昭和47年に蔵を買い取り再建。
水はニセコ連峰の雪清水と
羊蹄山からの噴出し湧水を使用。
道産米にこだわり手造りで醸します。
蔵元の水口渉氏が杜氏を務め、味のある旨味と酸を軸に
バランスが取れた酒として大注目されています。
また早くから食中酒に注目し
ご自身もお燗酒がお好きなことから
酸の重要性や生酛造りなども着手され
今までに無い北海道の酒を造り上げてきました。
決して派手なお酒では無いのですが
北海道の大地に根ざした酒造りをされ
日本酒のあるべき姿を北海道から発信してくれています。
ぜひ注目して頂ければ嬉しいです。


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☆二世古 純米吟醸 彗星 赤ラベル R3BY
 1,800ml ¥3,300 / 720ml ¥1,760

・原料米:北海道酒造好適米 彗星
・精米歩合:50%
・アルコール度数:16度
・酵母:協会601号
・日本酒度:±0
・酸度:1.5
・アミノ酸:1.0

長らく品切れしていました
二世古酒造さんの定番の純米吟醸が
R2BYからR3BYに年度が切り替わり
内容も大きく変更され入荷してきました。

今回入荷の純米吟醸 赤ラベルですが
以前は酵母に協会1801+協会901をブレンドし
所謂香り系の立ち位置での醸造スタイルでしたが
このR3BYから協会601号に変更し
新たな純米吟醸 赤ラベルとして登場しました。

色合いは、クリアーで少し赤みのある仄かな飴色
香りは、微かな米由来の甘味と仄かな酸由来の香り
微かにマスカットの皮に近い辺りの香りもあり
ただ全体的に非常に穏やかな香りがします。
味わいは、非常に優しい口当たりに
甘味を上手く抑え、仄かな酸とでバランスを取り
飲み口は数字以上にドライな仕上がりです。
最後少し余韻に苦味を感じますが
この苦味は料理を引き立てる味わいで好きです。

先にも書きましたが
以前の協会1801+協会901の時でも
他の蔵元が造る酒に比べ香りをかなり抑えた
酒造りをされていた印象でしたが
ただどこかフワッとした味の締りの無さが
あった印象でしたが
今回酵母を協会601号に変えたことで
全体的に味が締まり凝縮感が生まれ
なおかつ、ちゃんと米の旨味が表現された
穏やかな純米吟醸になっていると感じました。

料理との相性もすごく良さそうですし
ぜひ色々なお料理と共に楽しんで欲しいですね。
ただ出来れば余り冷やしすぎずに
少し常温に近いぐらいで飲んで貰えると
この酒の本質が凄く分かると思うので
ぜひ冷蔵庫から出してグラスに注ぎ
ゆっくりと空気に触れる時間を取ってから
楽しんで貰えると最高に心地良い時間になると思います。

その他、品切れしていた
二世古 特別純米酒 青ラベル
二世古 辛口 特別純米酒 黄ラベル
二世古 純米酒 彗星 スペシャルブレンド
なども入荷しました。

今後とも二世古酒造さんを、よろしくお願いします。


最後までご覧頂きありがとうございました。
皆さんにとっても明日という日が
素晴らしい1日になることを願っています。
まだまだこれからも大変な日々が続きますが
みんなで力を合わせ一緒に頑張って行きましょう!
井上酒店は負けません!!
それでは、また。


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