先日、当店を担当して下さっていました、酒問屋のTさんが営業をはなれ

内勤の企画課に移られると言うことで、最後の挨拶に来て下さいました。

彼は、確か27歳辺りでしょうか?大学卒業後、酒問屋に入社し、

今までは営業と言う仕事をなさってました。

最後に「なぜ酒問屋に就職したのですか?」と聞くと

「就職活動の際、今の会社の方が非常に親身になって色々と世話をしてくれたからです」

と仰っていました。

彼も私同様、お酒があまり得意ではないのに「なぜ酒の世界に入ったのだろう?」

と思っていたのですが「そう言う理由からやってんな」と納得。




僕は世間で言う就職はしたことがないので、会社を決める際の決断の有無を何で決めるか

と言う所は正直分からなかったのですが、結果として私と同じでした。

私も酒屋を継ぐまでは、所謂【フリーター】と言う者でして、その時は知り合いの紹介

などでバイトを転々としていたので、職種と言うよりは【出会い】を大切にしていました。

彼もそう言う出会いがあり、酒問屋に入ったのだと知ってなんか一安心。




彼とは、私がこの酒屋を継ぐ事になって直後に当店を担当した事もあって、

「一緒に頑張って来た」と言う感覚がありましたので、なんだか寂しさが・・・・・。

ま、彼は当店を含め100件近く担当していたので、私よりも遙かに優秀ではありますが

でも、ちょこちょこ失敗もしてくれた気がします(笑)

これからは、今までの上司を部下に付けて企画で頑張るそうです。

私も酒屋の世界で頑張ります。

試飲会などではお会いできると言うことで楽しみしています。

また、メシでも行きましょう。

短い間でしたが、オカン、オヤジも非常に感謝しています。勿論僕もです。

Tさん、これからも会社で頑張って下さいね。

また何年、何十年先で一緒に笑っていることを夢見ています。

ありがとう。感謝!!感謝!!です。 







明日3月4日は月に1度の定休日です。宜しくお願いします。

また月曜日お会いしましょう。