今日はリッツカールトン大阪で行われた
イタリアのボルゲリに拠点を置くスーパートスカンの
レ・マッキオーレのセミナーに出席させて貰いました。


しかし初のリッツカールトン大阪の高級感に圧倒さて
TシャツGパンで行ってしまい申し訳なかったです(苦笑)

前回の秋の試飲会でもレ・マッキオーレの一部の商品は飲めたのですが、
白は既に完売しているんで、それ以外の全てのキュベがテイスティング出来ました。

まぁ、正直、スーパートスカンと言えば、
サッシカイアを筆頭に、そうそうたるワイナリーがありますが、
レ・マッキオーレも、その代表的ワイナリーだそうです。

すいません、ウチとは縁遠いので・・・。

でも、こう言う高級ワインも口にするのは、とても重要ですね。


2002年より、畑を完全ビオロジック(有機農法)に切り替え、
葡萄の木がとても強くなったと仰ってました。

病気にも強くなったとも言ってましたね。

イメージからすれば、ビオロジックにすれば、病気にかかりやすいのか?
と思っていましたが、葡萄の木自体が免疫力が出来て、
病気に打ち勝とうとする力を蓄えるようです。

更に、ボルゲリと言う土地柄、イタリア品種の葡萄よりも、
ヨーロッパ品種の方が土地のテロワールを表現しやすいそうです。

他のボルゲリの生産者は、
葡萄をブレンドすることでテロワールを表現しているそうですが、
レ・マッキオーレは、単一品種でこそ、ボルゲリを表現出来ると考えているそうで、
その辺が、同じボルゲリの生産者でも違うと仰ってました。

醸造も、この価格帯では、バリック在り来の醸造が主だと思うのですが、
意外とステンレスやセメントタンクを上手く使い、
その後バリックで複雑味や風合いを加えると言う考えのようです。

なので、フルボティではあるのですが、
とても柔らかく、重すぎず、酸と果実味の調和を大切にしていると仰ってました。

とても良いワインに出会えました。


いい経験をさせて貰いました。

ありがとうございました。