さてさて、昨日は久しぶりに懐かしい方にご来店頂きました。


この方にピン!と来た貴方は井上酒店マニアです。

まぁ、そんなマニアな方は居ないと思いますが。

今は非常勤として働いてらっしゃるのですが、
ウチがお世話になっている問屋さんの元営業マンで、
ウチでもっとも長きに渡り担当して貰った山元さんです。

山元さんには、僕がまだ酒屋に入ってしばらくした頃からお世話になっていて、
本当に色々と話をさせてもらいました。

当時はまだまだ売上至上主義と言うか、売ってなんぼ、買って貰ってなんぼの時代に、
全く「これ買ってください」とか、「ちょっとノルマが厳しいので取ってくれませんか?」
とか言うことなく、僕の話をただ淡々と聞いてくれ、アドバイスをしてくれました。

時には2時間ぐらい店に来て話だけして営業一切しないで帰って行くこともありました。

まぁ、当時の会社としてはとんでもない営業さんかもしれませんが、
僕にはとてもありがたい存在でした。

でもこう言う人だから僕もお酒買っちゃうし、こう言う人から買いたいんですよね。

そんな山元さんがもっとも熱く僕に語ってくれたのが、長龍酒造さんの樽酒でした。

そして山元さんの思いを受け継いでやって来たのが、本日の樽酒の日です。

って告知が当日になってしまいすいません。


本日1月11日は「樽酒の日」なんです。

昔から1月11日は鏡開きをして、お正月にお供えした鏡餅を下げて、
ぜんざいにして食べたりする風習があるのはご存知でしょうか?

この時期飲食店さんなどでもお正月に飾っていた鏡餅を使って
ぜんざいを振舞われるお店もあると思います。

ちなみに何故1月11日が樽酒の日になったかは、
樽酒の上蓋を昔は鏡と言ったそうで鏡餅に似てるからですかね?

その樽酒の上蓋(鏡)を開く(割る)ことに由来して、
樽酒を開けることを鏡開きと言い、そのことになぞらえ1月11日を樽酒の日に制定したそうです。

詳しくは下記HPをご覧ください。

◆樽酒の日について ~「樽酒の日」をさらに詳しく~
http://www.choryo.jp/yoshinosugi/tarusake_day.htm

◆吉野杉の樽酒 ~ 樽酒のこだわり ~
http://www.choryo.jp/yoshinosugi/story.html

そんな樽酒は長龍酒造さんの原点でもあり、その樽酒を瓶詰めして売った最初の蔵元です。

樽酒とは、本来祝い酒なんです。

お正月の神社仏閣や、結婚式、優勝祝賀会、会社などの新年の祝い、
などなど、とにかく祝いの席にもってこいなのが樽酒です。

そんな樽酒を飲んでお祝い気分になり、「この1年健康で無事に過ごせるように・・・」
と言うのが樽酒の日のコンセプトです。

そしてみんなが樽酒を飲んで、「笑顔になれば良いな・・・」と思うのです。

なので、今年はちょっと準備不足、告知不足もあり、
料理などはありませんが、ご来店頂いた皆さんに樽酒を振る舞いたいと思います。

新年の景気付けに、樽酒飲みに来てください。

まだ今年ご挨拶出来てない方も、ご挨拶がてら樽酒飲みに来てください。

そして今年も無病息災、笑顔で過ごせるように気持ち込めておつぎします。

気軽にお立ち寄りくださいね。

よろしくお願いします。


最後までご覧頂き本当にありがとうございました。

それでは、また!