さて本日は2020年10月9日(金)です。
本日も無事に営業を終えることが出来ました。
ありがとうございました。

今日も台風接近に伴い1日中雨の大阪
台風情報に注意しながらくれぐれもお気をつけくださいね。


それではここからは入荷情報です。
秋の酒も含め品切れしていた商品が入荷しました。
鳥取県の久米桜酒造さんからの入荷情報です。


▷鳥取県 久米桜酒造

大山の麓、標高200mにある蔵で
地ロワールと題し半径3kmの酒造りを掲げ、
地元の米、水、風土を生かし酒を醸し、
NO(濾過しない)NO(醸造アルコール使わない)
NO(過度に手を加えない)や、場所、気候、
土壌の良さをいかに酒に落とし込むかなど
取り組みは非常に興味深く楽しみです。
まだまだ知名度は高く無いかも知れませんが、
ウチの中でもメキメキと頭角を現している蔵元です。
見て飲んでワクワクする久米桜酒造です。



☆久米桜 ひやおろし 彼岸花 特別純米原酒 R1BY
1,800ml ¥3,300 / 720ml ¥1,650

・原料米:黒ぼく 五百万石
・生産者:小西のりあき
・精米歩合:60%
・アルコール度数:18度
・酵母:7号酵母
・日本酒度:+8
・酸度:2.1
・ラベルデザイン:Shinji

バタバタしてしまいご案内が遅くなりました。
日本酒ゴーアラウンドでハナレノミ カジノバさんに
ご来店頂いた方はもうご存知だと思いますが
久米桜らしい目を引くラベルデザインのお酒です。
これは所謂ひやおろしなんですが杜氏が「ひやおろし」
と言う響は好きなんですが昨今の真夏に発売される
ひやおろしの季節感の無さが嫌で
お酒から風景を感じられるエチケットにしようと、
お彼岸の時期に咲く彼岸花のデザインにしたそうです。
彼岸花は気温が20度くらいになるお彼岸の時期に
1週間程咲く花で、ひやおろしの季節感と
イメージしやすいので彼岸花になったそうです。
ラベルデザインはYAGOOOでもインパクト抜群の
アートデザインを担当したShinji氏を起用しています。

色合いは淡い黄金色
香りは少し柑橘系の酸、少し熟成香、淡い干し葡萄
この段階で良いお酒だと感覚で感じますね。
口当たりは少しとろみがあり米の旨味、酸味、苦味
まだ若さはあるんですが気持ち良い旨味が続き
確りとした味わいの中にキレの良さを感じます。
ウチらしくお燗では・・・
ややぬるめの燗では少し若々しい酸が暴れる感じ。
でも全然悪くなく普通に美味しいです。
やや熱めの燗では若さはあるものの甘味、酸味、渋味
などバランスが取れ実にここ良い旨味が広がります。
原酒1火のネガは無く凝縮された旨味を感じます。
少し力強い料理と合わせても良いと思いますよ。
是非、風景に思いを寄せてお楽しみください。



☆久米桜 生酛純米 強力 レイライン 35.22
「御来光の道」秋バージョン 29BY
1,800ml ¥2,310

・原料米:黒ぼく強力
・生産者:杉山伸一郎
・精米歩合:70%
・アルコール度数:11.8度
・酵母:協会7号
・日本酒度:+6
・酸度:2.3

春に少量発売されたレイラインが
秋バージョンとして登場しました。
今後は年2回、春分、秋分にちなんで発売されるそうです。
コロナ禍で一躍有名になったアマビエラベルの数々
久米桜として出すなら・・・
「アマビエさんもええけど、レイラインもええよ!」
って感じで名付けられた魔除けのお酒です。
色は綺麗な黄金色。
香りは程良い熟成香と酸由来の干し葡萄感。
非常にタッチは柔らかく少し酸が口に広がり
ミネラル感を感じます。
まぁ、これじゃ薄いって人も居るかもですが、
そう言わず食べながら飲んでみてくださいよ。
このお酒アルコール11.8度と
杜氏が限界まで加水してバランスを取りました。
通常のお酒なら水っぽくて飲めないって
思われるかもしれませんが僕は全く問題なし!
お燗への期待が高まります。
ウチらしくお燗では・・・
ややぬるめの燗では春より熟成が進み甘味と酸味の
まとまりが出て軽やかで心地良い感じ。
やや熱めの燗では軽やかで酸が心地良くて
食べながら飲んでると確実に無限ループです。
春は90本の発売でしたが秋は200本の発売です。
前回よりは多いんですがそれでも200本ですからね。
是非ともお早めに確保をオススメします。

レイラインとは・・・
http://www.daisen1300.org/column/column_list/w174/



☆久米桜 生酛純米吟醸 YAGOOO R1BY
1,800ml ¥3,080 / カップ ¥418

・原料米:鳥取県八郷産 山田錦
・精米歩合:60%
・アルコール度数:15度
・酵母:酵母無添加
・日本酒度:+5
・酸度:2.7
・ラベルデザイン:Shinji

暫く品切れしてしまいましたが入荷してますよ。
今回日本酒ゴーアラウンドでは
ウエルカムのお酒として皆さんに飲んで頂きました。
久米桜酒造の地元向けのお酒として
長きにわたり親しまれてきた八郷が
20周年を迎え大幅にリニューアルしました。
香りは酸由来のやや柑橘系の香り
柔らかでクリーミーな香りもしますが
全体的に決して派手な香りではありません。
口当たりは柔らかで直ぐ口いっぱいに酸味が広がり
甘み、やや苦味もありながら
スッーと余韻を残しながら消えて行きます。
ウチらしくお燗では・・・
ややぬるめの燗では酸味が少し前に出てきて
少し中間の味わいが少し凹む感じ。
ただこれはこれでゆるっと飲むには良いかも?
やや熱めの燗では酸味、甘味、旨味、苦味、渋味
など絶妙なバランスで混在し料理が欲しくなります。
勿論まだ若いお酒なので熟成による深みは
多くはありませんが、とても良い感じです。
ガッツリ熱めではやや火入れの若さが少し出て
やや生っぽいニュアンスが出ますが、
これは時間が解決してくれると思います。
なので今はめちゃくちゃあげすぎず
それでも60度付近が良い感じだと思います。
それ以上先はもう少し時間が必要だと思いますが、
十分そのレンジに可能性を感じる味わいです。
新生YAGOOO(八郷)をよろしくお願いします。



☆久米桜 生酛純米酒 ゴーゴー! 29BY
1,800ml ¥3,410

・原料米:黒ぼく 強力
・生産者:杉山伸一郎
・精米歩合:70%
・アルコール度数:15度
・酵母:協会7号
・日本酒度:+6
・酸度:2.3

そしてこちらも品切れしていたゴーゴーが入荷です。
このゴーゴーはテレビや雑誌などで大活躍されている
日本酒大好きな稲垣えみ子さんによるラベルで
某鳥取のバスツアーがあった際に「色々やってるけど
日本酒のラベルを書いたことがない」ってことから
「久米桜だとラベル書かせてくれるんじゃない?」
と言う話になり「じゃラベル書いてください」
ってことで未発売のお酒を飲んで感じた言葉
「ゴーゴー」と名付けられ発売に至ったそうです。

私にとって久米桜は、
等身大の、なんと言いますか
同じ時代を生きている、
同世代のチャレンジするお酒と
言うイメージなのです。

まずは自分にできる事を、
迷わず前を向いてやるのみ、
  このお酒からも
そんな開き直った抜けの良さを
感じました。

『このままいこう!
  どんどんいこう!』

   と言う思いを込めて

ラベルデザイン&コメント:稲垣えみ子

色合いは綺麗な黄金色
香りは柔らかな酸、奥に干し葡萄、少し甘味、
熟成による旨味香
口当たりは柔らかく透明感があり
確りと旨味の詰まった味わいで実に心地良いです。
ウチらしくお燗では・・・
ややぬるめの燗では柔らかい口当たりと柔らかな酸
少し枯れた感じも心地良いです。
やや熱めの燗では柔らかな酸と米の甘味が心地良く
食べながら飲んでを繰り返したいお酒です。
大地に根ざした根菜類や発酵食品が似合うお酒です。


如何だったでしょうか?
久米桜、今ファンが急増中です。
ラベルだけでなく味わいも益々良くなり
でもどこかカッチリし過ぎず抜け感や外しを
意図的に味わいに取り入れる感覚が本当に面白いです。
でも確実に年々進化していて
大山と言う大地を味わいに反映させ、米や水や土地、
風景や空気感を感じるお酒が久米桜のお酒です。
今回日本酒ゴーアラウンドでタッグを組んでくれた
ハナレノミ カジノバさんでも
久米桜を確り置いてもらっていますので
是非お立ち寄りください。

☆ハナレノミ カジノバ&久米桜(鳥取)

住所:〒541-0051 中央区中央区備後町3-1-2
          日宝アトラスビル1F
   https://goo.gl/maps/6xRiW89VGDp8VpvE7
電話番号:06-6232-7977
webサイト:https://www.instagram.com/hanarenomicajinova/?hl=ja
      @hanarenomicajinova


それでは皆さんにとっても
明日という日が素晴らしい日になることを願っています。
最後までご覧頂きありがとうございました。
明日も一緒に頑張って行きましょう!
それでは、また。