さて本日は2020年11月13日(金)です。
本日も無事に営業を終えることが出来ました。
ありがとうございました。


3蔵合同試飲会&勉強会のお知らせ!
当日は全国9箇所とリモート接続し開催されます。
ご参加予約お待ちしております。
https://inoue-saketen-info.blog.ss-blog.jp/2020-11-11-2


それではここからは入荷情報です。

▷鹿児島県 奄美大島開運酒造

平成8年 戸田酒造から免許状譲渡を受け
合資会社奄美大島開運酒造設立
平成10年 株式会社奄美大島開運酒造に。
黒糖焼酎製造販売、黒糖もろみ酢飲料の製造販売
など事業を拡大し現在は59名もの社員を抱える
まだまだ新しい焼酎蔵です。



☆長期貯蔵 奄美黒糖焼酎 ネリヤカナヤ 1,800ml ¥3,080

・原材料:黒糖(宇検村産 黒糖)・米麹
・麹:三角棚
・仕込み:ステレスタンク
・蒸留:常圧蒸留
・蒸留器:ポットスチル(ステンレス製)
・アルコール度数:25度
・貯蔵:3年以上

ここ数年人気がドンドン上がってきて
ご購入頂いた方のリピート率が非常に高い商品です。
季節は冬ですがやっぱり良い物は良い!!

ところで皆さん黒糖焼酎って
奄美大島でしか製造が許されていないのはご存じですか?
実はこれには悲しい過去の話が関係していて
奄美群島は元々アメリカの領土だったった時代がありました。
昭和28年にアメリカから返還された時、
奄美の主要農産物である黒糖で酒を造り飲んでいた実績が
国に評価され、黒糖酒造りに米麹を使うことを条件に
黒糖焼酎の製造が認められ、今でも酒類製造は酒税法で
奄美群島だけに認められた経緯があるんです。
だから黒糖焼酎は奄美群島で働く人達の仕事を奪わない為に、
奄美でしか製造が許されない焼酎になったんです。
しかし現在では黒糖焼酎の原料のほとんどが、
奄美群島以外(沖縄・ボリビア等)の黒糖が使われているそうです。
これは奄美の黒糖が大変貴重な物になってしまい、
なかなか黒糖焼酎に使えないと言う現状があるそうです。
しかし本土復帰50周年を迎えた2003年の記念すべき年に、
「何とか地元奄美の黒糖を使って黒糖焼酎は出来ないか」
と言う思いから奄美本島の宇検村産の黒糖だけを使った
奄美黒糖焼酎 ネリヤカナヤが誕生しました。
ネリヤカナヤは通常の黒糖焼酎より20%黒糖を
多く使用することで風味がさらに増しており、
仕込みを三段に分けることで無理なく発酵しています。
さらに奄美の最高峰、湯湾岳の自然名水によって
一層まろやかになっています。
杜氏は女性杜氏として高い評価を受けている
渡悦美(わたりえみ)氏で、ラベルには、
さとうきびの絞りかすを使ったバガス紙を使用するなど
細部にもこだわりを見せています。
奄美大島開運酒とは言えば「れんと」が有名ですが、
れんとは音響熟成と言ってタンクにスピーカーを付け
音楽を聞かせることで酒が丸くなるそうですが、
このネリヤカナヤはそう言った事はせず、
タンク貯蔵で3年以上長期貯蔵する事で
よりマイルドになり深い旨みを引き出しました。
季節は冬ですがお部屋を暖かくして
ソーダ割りやロックや水割りで、
またお湯割りなども楽しんで頂けますよ。


如何だったでしょうか。
なかなか南の島へ行けないなって思っているアナタ
是非ネリヤカナヤを飲んで奄美の綺麗な海と空を
想像しながら楽しんでみては如何でしょうか?
ネリヤカナヤ飲みながら気分だけでも
南国気分を味わって気分転換してくださいね。
よろしくお願いします。


それでは皆さんにとっても
明日という日が素晴らしい日になることを願っています。
最後までご覧頂きありがとうございました。
明日も一緒に頑張って行きましょう!
それでは、また。