毒味中・・・

さて、今日の大阪、日曜日と言うことで、ええ天気とまでは行きませんが、
雲も多いながら、梅雨とは思えない日差しの眩しさで・・・。

しかし夜になると、今も外は「ムッ」とした湿気満載の状態です。

しかし、まだ梅雨って開けてないんでしょうかね？

ここ数日前からウチの自宅付近でも朝からセミの大合唱が始まりました。

もう、気分は夏本番ですよ！！

そんな夏本番を向かえる日曜日、皆さんはどうお過ごしになられましたか？

きっと楽しい休日を迎えているんでしょうね。

僕は、相変わらずの仕事ですが、今週は、けっこうバタバタ続きの日が多く、
今日も、僕もオカンもフル回転って感じでした。

まぁ、それが自店の売り上げに直結したらいいのですが・・・。

更に、毎日のように新入荷の商品のテイスティングと言う名の毒味を夜な夜な繰り返してまして、
blog更新が、ままならない状態でした。

それでも、アクセス下さった方もいらっしゃいまして、更新出来なかった事が申し訳なく・・・。

と言うことで、今日はここ数日の更新予定だったblogを纏めてご紹介します。

まずは木曜日・・・。

この日の夕食はこんな感じでした。

鮭の蒲焼き、キュウリと鰹節、焼き茄子のおろし生姜とゆず村かけ

トマトとタマネギのサラダ、大黒フルーツソースかけ。

我が家では、昔から夏場にはキンキンに冷えたトマトスライスに、
この大黒フルーツソースをかけて食べる習慣があったんです。

嫁さんは、余りお好みでは無いようですが、意外と旨いんですよ。

玄米と麦ご飯、味噌汁です。

さて、この日は、月曜日にご来店頂きました、新潟麦酒の安食さんから頂きました新商品、
【RED EYE】のテイスティングです。

新潟県　新潟麦酒　【RED EYE・レッドアイ】

グラスに注いだ瞬間、一瞬・・・？？？

ちなみに皆さんレッドアイってご存じでしょうか？

レッドアイとは、ビールにトマトジュースを加えた物を言うんですが、
そうなんです・・・赤くないんです。

嫁さんも「あれ？これ普通のビールやん」と言いながら飲ませて上げると
「あ！レッドアイや」と。

見た目は普通のビールなんですが、味はちゃんとレッドアイの味わいになってました。

正直、久しぶりにビール飲みました。

ずっとご覧の方ならご存じでしょうが、基本的にビールは飲まない人なんです。

ですが、何故か新潟麦酒さんだけは、僕でも飲めるんですよね。

ただ、このレッドアイに関しては嫁さんと意見が分かれました（苦笑）

嫁さんはビール好きで、しかもお店などでもレッドアイをよく頼む人なので、
どうもこのレッドアイはお気に召さなかったようです。

僕は逆に、非常に飲みやすかったし、ビールがちょっと苦手な方なんで、
そんな僕でも、ゴクゴク飲める感じです。

なんか、夏に仕事終わりで、ビールを飲み干す感覚が分かった気がしました（笑）

ただ、嫁さんは僕がご飯を食べながらビール飲んでる姿を見て「変やわ・・・」と苦笑い。

ちょっと考えてどうするか決めたいと思います。

しかし、今回月曜日に急遽ご来店頂いたので、
丁度仲村わいん工房さんの畑に行っていた日だったので実はお会いできませんでした。

申し訳ありませんでした。

また、次回はゆっくりと色々なお話が出来たらと・・・

前回ご来店頂いた時の安食さんと新潟麦酒と共に・・・。

そして先週からワインがポツポツと動いて、棚がガラガラになっていたので、
思い切って6銘柄ほど増やしました。

基本的には、試飲会などで気になっていた商品を中心に発注したのですが、
それ以外にも、今回気になる銘柄で飲んでいない銘柄も何銘柄か発注かけたので、
自分の感を信じてのテイスティングです。

ただ残念なのが、ウチでは高額ワインはさっぱりなので、
ある程度低価格で、でも飲んで美味しいと思えるワインを探さないといけません。

僕の中で￥1,500以内で、飲んで満足出来るワインを探していました。

そんな条件の中で気になるワインを数銘柄チョイスしました。

その一本がこれです。

【NAVARRO LOPEZ VIEJO MARCHANTE CRIANZA／ヴィエホ マルチャンテ クリアンサ】

最近、価格と味わいから探すと、どうしてもフランスやイタリアではなく、
今回のようにスペインとかアルゼンチン、チリに行き着くんですよね。

って言うか、完全に僕の趣味なんですけどね（苦笑）

個人的に、軽いワインより、しっかりと果実味のあるワインが好きなんで、
結局僕が仕入れてるんで、そう言うワインが増えていくんですよね。

で、この間も、お客さんに「余り重くない赤ワインが欲しい」と言われて、改めて見直して、
「すいません、ウチの赤ワインは全体的に重めが多いんですね・・・」と良い訳しました。

でも、僕が旨いって思うからしょうがないですよね。

ちょっと話が逸れましたが・・・

このワイン、2001年ヴィンテージでは、ワイン・アドヴォケイト 87pt獲得する出来だそうで、
今回入荷のヴィンテージは2004年ですが、期待は出来るかな？と。

まずは、コルクも生のコルクで好感もてるし、開けた時から、非常に甘い良い香りがしました。

タンニンもこなれていて、そんなに重くもなく、
程よい重さと香りの良さでスルスル飲める感じです。

しかし、スペインらしく、確りとした凝縮味のある味わいで、
これで￥1,200なら文句ないでしょ！！って感じでしたね。

ちょっとエチケットは地味ですが、味わいは保証付きです。

今、飲み頃の1本として十分使えるワインでした。

で、結局・・・また1本飲んじゃいました（苦笑）

そして金曜日・・・。

金曜日の夕食は、こんな感じでした。

焼きうどん（カレー風味）、子持ちイカのボイルとキュウリ、ジャコとおろし大根、味噌汁でした。

今回は全体的に香辛料や薬味に特徴のある料理ばかりです。

カレー、山葵、七味、おろし、と実に刺激的な味わいの物が続きました。

そんな料理とテイスティングしたのはこれ！

【CASTILLO DEL BARON　MONASTRELL 2006／カスティリョ デル バロン モナストレル】

こちらも前日に飲んだワインと同様のスペインのワインです。

このワインも、2005年、2006年のワイン・アドヴォケイトで2年連続87ptを獲得した実力。

で、今回入荷のヴィンテージは2006年ヴィンテージになります。

「スパイシーで濃く風格ある味わいを持ちながらもタンニンはシルキー」
とのインポーターさんのコメントがありましたが、正にそんな感じでした。

スパイシーと言うか、スモーキーと言うか、でも樽は使っていない様なので、
葡萄固有の香りもあるのかも知れません。

昨日飲んだワインは、テンプラニーリョなのですが、
今回のワインはモナストレルと言うスペイン固有の葡萄のようで、僕は初めて飲んだのですが、
比較的樹齢も浅いく、低価格なワインで使われるのに、味わいが良いと評判の葡萄のようです。

確かに、開けたての香りは、断然昨日のワインの方があると思いますし、
飲んだ感じも、2006ヴィンテージと言う事もあるのか、まだ硬い感じがしました。

しかし、とろみがあり、時間をかけて空気としっかり絡めていくと、
香りも随分立ってきて、味わいも一気に開き始め、実に美味しい1本に変身しました。

個人的には、もう少し寝かせてみても面白いかな？と言う感想ですが、
￥1,400のワインですし、寝かせるだけの価値があるか？と言われたら微妙ですね。

でも、更に味わいは良くなると思いますよ。

コルクは黒の素っ気ない樹脂コルクなんで、ちょっと残念ではありますが、
ブショネなどを考えると樹脂コルクの方が安定してて良いのかも知れませんね。

個人的は、このエチケットは僕は好きです。

派手さはないけど、並んでいると凄く綺麗に映えます。

このワインも、凄く個人的にはお気に入りの1本になりました。

と言う事で、また1本空けちゃいました。

と、今回飲んだワイン、やっぱり決して軽い感じの赤ワインではありませんが、
個人的には、味わいも、価格的には満足な逸品でした。

そして土曜日・・・

ちょっと見にくいですが、豚の角煮と黒米ライスをワンプレートに・・・と味噌汁でした。

この時期なので、ミョウガたっぷりで頂きました。

そして最後はこれ・・・

日本酒を4種類テイスティングしました。

今回銘柄やテイスティングについては控えますが、
以前から気になって、気になって仕方なかった銘柄を蔵元さんにお願いして送って貰いました。

勿論買ったんですよ。

送って貰ってからも、しばらくは冷蔵庫で保管し、今回漸くテイスティングしました。

もしかしたらご紹介出来る日が来るかも知れませんが、
まずは取引云々抜きに、自分自身の感情だけで今回テイスティングさせて貰いました。

どう表現したら良いか、非常に悩みましたが、ウチの扱っている銘柄のどの銘柄とも違う、
非常に個性のある逸品でした。

今はこんな事しか言えませんが、これから蔵元さんと色々お話しして考えたいと思います。

この出会いが素晴らしいものになれば良いんですけどね・・・。

と言う事で、明日は当施設が10歳の誕生日を迎えます。

本当は7月15日にオープンしたそうですが、大人の事情で今年は7月13日が誕生祭となります。

1年に1度のお祭りですので、皆さんのご来店お待ちしております。

それでは、また。

コメント 2

ぼんくらオヤジとぼんくらオバンも
チリのワインが大好きです。
決して洒落た味わいじゃないけど、
独特の深みっていうか、個性を感じるんです。
一度、チリに行ってみたいな♪
by ぼんくらオヤジ (2009-07-13 17:04) 

ぼんくらオヤジさん、コメントありがとうございました。
そうですか。チリですね。勿論ウチでも扱いありますよ。比較的低価格ながら、結構良いのありますからね。ウチでも今の売れ筋ワインがチリのワインです。その他、アルゼンチン、スペインと比較的お手頃で、日々に飲むワインとしたら、合格だと思いますね。所謂ニューワールドと呼ばれる地域は、非常に個性的で面白いワインが多い気がしますね。是非、奥様とチリにご旅行して下さいね。
by 井上酒店 (2009-07-13 23:18)