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漸く・・・ [入荷情報!]

さて、今日の大阪はやっぱり暖かく過ごしやすい1日でした。

しかし晩になると少し風も出てきて、ちょっと肌寒い感じです・・・ヘックシュン。

で、昼間ちょっと暇な時間を見つけ外に出ると、
丁度良い感じの月に遭遇!

思わずカメラを持って写真を撮りに行きました。

ズッと当店blogをご覧頂いている方なら、僕の月好きはご存じだと思いますが、
知らない方の為に久しぶりの昼間の月を!

月.jpg

昼間の「ぼんやり」と映し出された月が結構好きなんですよね。

で、今日またまたSo-net blogのリニューアルがあったのですが、
変わったと言うと、TopPageに出している「タグクラウド」の文字が
デカデカと大きな字だったのが、普通になったぐらいでしょうか?

他は全く変わった感じを受けませんね。

いったい何時になれば、まともにblogが書けるようになるんでしょうか?

本当に早期復旧を願いますよ・・・・・(涙)

さて、ここからは入荷情報の更新と行きたいと思います。

とりあえず、まだまだ日本酒に、焼酎に、ワインに、和のリキュールと、
色々ご紹介したいのですが、なかなか前に進んでいませんが、
ボチボチご紹介して行きますので、気長にお待ち下さい。

まず今日の一発目は、これから行きたいと思います。

鹿児島県 吉永酒造【砂のかけはし】

砂のかけはし2.jpg

吉永酒造さんは、吉永杜氏と奥さんの2人だけの、小さな夫婦蔵です。

上手な愛想ひとつ言えない吉永杜氏ですが、こつこつと仕事を進める後姿から、
ゆっくりと時間が流れていた、古き懐かしい時代の【焼酎屋さん】の姿が重なります。

銘柄名の【砂のかけはし】は、春から秋にかけての干潮時にあらわれる、
知林ヶ島(ちりんがしま)と対岸を結ぶ、約800mの砂の道(砂州)が由来です。

Tiringashima.jpg

知林ヶ島は、島と対岸を結ぶ砂州が「かけはし」や「縁」「人と人とのきずな」
などに例えられていることから、別名「縁結びの島」として知られています。

ご夫婦やカップル、家族連れなど島に渡ることができた人々には、
その後の幸せが約束されるという評判だそうです。
(ただし台風等で砂州が流されてしまうこともあるので、渡島には確認が必要)

ゆったりとしたスローライフにピッタリの芋焼酎です。

個人的には、ゆっくりとお湯割りで頂くのがオススメです。

「砂のかけはし」は夫婦蔵の四代目吉永杜氏が、精魂傾けた蔵元限定品です。

砂のかけはし1.jpg

1800ml・・・・・2,705円
 720ml・・・・・1,344円

そしてこちらは黒麹バージョンです。

砂のかけはし黒2.jpg

現在1,800mlは品切れしておりますので720mlだけのご紹介です。

黒麹独特の甘さ、深いコクがあり、蒸留時に工夫を重ねることで
黒麹仕込みでありながらも、飲んだ後味がスッキリとキレのある
食中酒に最適の焼酎に仕上がっています。

砂のかけはし黒1.jpg

1800ml・・・・・2,705円
 720ml・・・・・1,344円

そして1つとても残念なお知らせが・・・。

吉永酒造さんと言えば、鹿児島県で唯一【古式蒸気釜コルニッシュ】
を使っていた蔵として有名だったのですが、
残念な事に、鹿児島で修理出来る人が居なくなり、
蔵の宝であったコルニッシュを卒業し、ボイラーに切り替えたそうです。

当店入荷の商品は、まだ以前のコルニッシュを使って出来た芋を使った焼酎ですが、
今後はボイラー式に変わりラベルの「古式蒸気釜蒸し芋」の表記も無くなると思います。

昔ながらの道具でゆっくり時間をかけて造る大変手間のかかる造りをなさっていましたが、
これで少しは仕事も楽になるかも知れませんね。

ただ吉永酒造さんの【砂のかけはし】に対する思いは、何も変わりません。

きっとスローライフにピッタリの焼酎をこれからも造り続けてくれるはずです。

是非、これからも宜しくお願いします。

さて、お次も同じ鹿児島の蔵元さんの商品をご紹介します!!

鹿児島県 萬世酒造【黒麹仕込み 薩摩焼酎 幸せの響】

幸せの響1.jpg

皆さん、所で【だれやめ】と言う言葉をご存じでしょうか?

鹿児島の薩摩弁でして「だれ」=「疲れ」を、「やめ」=「とる」と言う意味で、
一日の疲れを取ることから、晩酌の事を表す方言の事を言います。

だれやめ焼酎とは、気取らず仕事終わりに家でご飯を食べながら家族みんなで飲む!!
そんな焼酎を言います。

この黒麹仕込み 薩摩焼酎【幸せの響】は一昨年より販売されたのですが、
当時【黒霧島】の入荷が厳しい時期で、
なかなかお客さんに出すほど入荷がなく困っていました。

その時にこの商品に出会い、蔵に連絡し、現状を説明。

蔵の方も「黒霧島に負けない焼酎を造りましたので、是非オススメして下さい」
と力強いお言葉を頂き取引を始めました。

発売当初は【黒霧島】を求めて来られたお客様にオススメしたのですが、
【黒霧島】を飲まれるお客さんは、冒険しないと言うか違う銘柄を飲みたがらないんですね。

「黒霧島じゃないといいわ」と言われる日が続きました。

僕的には???な感じなのですが「飲んでもないのに何故嫌がる!旨いのに」
と思いながら販売していました。

しかし、ひょんな事から【黒霧島】を求めるお客さんではなく、
いつも他の銘柄を飲まれるお客さんにオススメしたところ「これいいね!」と好印象。

結局それ以来、毎回ご購入頂けるようになりました。

それからは、徐々に色々な方にご購入頂き、
コストパフォーマンスの良さと味わいでハートをガッチリキャッチ!!

今では名指しで「幸せの響ちょうだい」と言われる
当店の定番【だれやめ芋焼酎】になってしまいました。

暫く品切れを起こしていましたが、入荷してきましたので宜しくお願いします。

尚、ただ今【幸せの響】をご購入頂きますと「幸せを呼ぶベル」がもれなく付いてきます。

ベル.jpg

しかしこの【金のベル】5つ集めても【おもちゃの缶詰】は差し上げません
・・・・・ご了承下さい(笑)

誰ですか「そんなベルいらんわ!」と言った人は・・・・・
そんな悲しいこと言わず、貰ってやって下さいよ。

【幸せの響】に関して、色々な酒屋さんのHPで【甕壺】や【木桶蒸留機】の写真を掲載して
いかにもそれらを使って造ったかの様な販売なされているお店も多々ございますが、
この商品は決してその様な造りの焼酎ではありません。

昨年、萬世酒造さんが蔵を新築し、その時の写真を良くお使いのようですが、
【幸せの響】は、タンク仕込みのタンク貯蔵、ステンレス蒸留機で造られた逸品です。

しかし、上質な地元鹿児島県南薩摩の薩摩芋に、とことこんこだわり、
黒麹で仕込んだ本格芋焼酎です。

熟練の黒瀬杜氏や蔵人たちが、畑から運んだ薩摩芋を、一個一個手にとり、
選別し、丹念に仕込んでいます。

口当たりはまろやかで、サラリと飲みやすく、料理を楽しみながらも、ついつい杯が進む。

そんな不思議な魅力を持った味わいのレギュラー芋焼酎です。

「レギュラー芋焼酎でも、これだけ美味しいねんや」と思って貰える仕上がりですよ。

この機会に是非、黒麹仕込み 薩摩焼酎【幸せの響】に出会ってみて下さい。

幸せの響2.jpg

1800ml・・・・・1,880円

さて最後は、とっておきの黒糖焼酎のご紹介です。

鹿児島県 奄美大島開運酒造【長期貯蔵 奄美黒糖焼酎 ネリヤカナヤ】

ネリヤカナヤ2.jpg

所で、皆さん、初歩的な質問ですが、
黒糖焼酎って奄美大島でしか製造が許されていないのはご存じですか?

実はこれには悲しい過去の話が関係しているんですよ。

奄美群島は元々アメリカの領土だったった時代がありました。

そして、奄美群島が昭和28年にアメリカから返還された時、
奄美の主要農産物である黒糖で焼酎を造り飲んでいた実績が国に評価され、
黒糖を原料にしての酒類製造は酒税法で、奄美群島だけに認められた経緯があるんです。

だから黒糖焼酎は奄美群島ので働く人達の仕事を奪わない為に、
奄美でしか製造が許されない焼酎になったんです。

しかし、現在では黒糖焼酎の原料のほとんどが、
諸事情から奄美群島以外(沖縄・ボリビア等)の黒糖が使われているんです。

これは奄美の黒糖が大変貴重な物になってしまい、
なかなか黒糖焼酎に使えないと言う現状があるのです。

しかし、本土復帰50周年を迎えた2003年の記念すべき年に、
「何とか地元奄美の黒糖を使って黒糖焼酎は出来ないか」と言う思いから、
奄美本島の宇検村産の黒糖だけを使った純・奄美黒糖焼酎
【ネリヤカナヤ】が誕生しました。

ネリヤカナヤは、通常より20%黒糖を多く使用することで風味がさらに増しており、
仕込を三段に分けることで無理なく発酵しています。

さらに奄美の最高峰、湯湾岳の自然名水によって一層まろやかになりました。
 
杜氏は女性杜氏として高い評価を受けている渡悦美(わたりえみ)氏で、
ラベルにはさとうきびの絞りかすを使ったバガス紙を使用するなど、
細部にもこだわりを見せています。

飲み方は、オンザロックでも、ストレートでも、またお湯割、水割りにしてもおいしいです。

更に、発売当初、唯一の純奄美黒糖焼酎ということで、黒糖焼酎業界をはじめ、
消費者の皆様から絶賛を博して参りました「ネリヤカナヤ」が
この度、三年古酒に生まれ変わりました。

長期貯蔵により、一層おいしくなった新生「ネリヤカナヤ」を、ぜひお楽しみください。

ネリヤカナヤ1.jpg

1800ml・・・・・2,940円
 720ml・・・・・1,491円

今後とも、鹿児島の美味しい焼酎を宜しくお願いします!!

ちなみに明るい農村も再入荷しております!!

これで、漸くここ最近の焼酎の入荷情報が紹介出来ました。

今後は蔵訪問記を含め、日本酒、ワイン、和のリキュールなどをご紹介していきます!

それでは、また!!
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コメント 2

hidechan

まいりました!!! どれも一度味わってみたい焼酎です。 井上酒店さんの懐の深さがとてもよくわかりました。 特に「幸せの響」が心に残りましたよ。 
具体的なお話しになってしまうのですが、井上酒店さんに御願いすれば、遠方でも購入することができるのでしょうか。
by hidechan (2008-03-18 18:44) 

井上酒店

hidechanさん、コメントありがとうございました。
いえ。僕なんてまだまだ上手くお伝え出来てないですが、少しでも心に響く物があって嬉しいです。もし商品についてご購入をお考えでしたら、TopPegeの問い合わせからメール頂ければ、郵送はさせて貰いますよ。もし何か気になる商品などがあれば、お問い合わせ下さい。宜しくお願いします。
by 井上酒店 (2008-03-18 23:03) 

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