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また好きになりました・・・。 [日記]

さて、本日の大阪は余りよい天気ではありませんが、とにかく暖かい。

もう当たり前の様に気温は24度を超えるようになりました。

 

流石にこれだけ暖かくなってくると、半袖シャツや、Tシャツの人も多く見られ、

皆さん、一枚上着を脱いだ人が多く見受けられる様になりました。

 

でも、どうやらコレから下り坂の様で、さっきまで雨もパラパラと降り、

明日は雨の様子です。

 

給料日前ですし、雨が降るとお客さんの足も遠のくので嫌なのですが、

コレばかりは仕方ありません。

 

で、昨日は仕事を早々に切り上げて、

東京の小さな輸入元さんの主催するワインの会に参加してきました。

 

「フランスのシャンパーニュとブルゴーニュ7つの著名な生産者とのディナー」

と題して、開かれました。

 

会場はこんな感じ

 

会場.jpg

 

この日出された料理はこんな感じです。

 

料理1.jpg

 

【アミューズとして、カナッペの盛り合わせ】

 

料理2.jpg

 

【タスマニア産 生牡蠣と 鳥羽産ムール貝 野菜のヴィネグレットソース】

 

料理3.jpg

 

【熊本産 塩トマトの冷製スープ 新玉葱のプティ・キッシュ添え】

 

料理6.jpg

 

【阿寒湖産 ニジマスのマリネ アンディーヴのサラダ

あなごと季節野菜のテリーヌとともに・・・】

 

料理7.jpg

 

【鳥羽産 黒鯛の香草蒸し トマト風味のコンソメスープ仕立て】

 

料理8.jpg

 

【フランス産 ウズラのロースト

フォアグラと春キャベツのファルシィ 筍のリゾット】

 

料理4.jpg料理5.jpg

 

【バスケット エキストラヴァージンオリーヴオイルを添えて】

 

と言った感じのメニューでした。

 

そして各テーブルに生産者の方々が一緒に座って、

話をしながら食事をすると言うスタイルで、

僕達のテーブルには、このお二人が一緒に座ってくれました。

 

生産者1.jpg

 

【Dufour・CHARLES DUFOUR/デュフール・シャルル・デュフール】

 

彼は、今回の来日で唯一のシャンパンの醸造家で、まだ25歳。

 

ニュージーランドや、オーストリアなどで醸造を学び、今はフランスに戻り、

お父さんの意志継ぎ、シャンパンを造っています。

 

ま、見ての通りのイケメンで、顔がメチャクチャ小さくて、僕の半分ぐらい・・・(苦笑)

 

でも、鼻は僕の二倍以上高い・・・(笑)

 

凄く気さくに色々と話しかけてくれ、お話が出来ました・・・(通訳を通じて)

 

で、まずは彼が醸すシャンパンで乾杯!!

 

シャンパン.jpg

 

このシャンパンが我々のテーブルでは大好評!!

 

とにかく僕はまだまだ泡物には弱いのですが、

僕の中で、今まで飲んだシャンパンとはちょっと違う感じ・・・・・個性ですね!

を非常に感じました。

 

これ美味しいです。

 

ムール貝よりも、生牡蠣との相性が僕には良かったと思いました。

 

彼も、2003年から、ビオに取り組み、今後は時代の流れだけでなく、

良い物、安心安全な物を造ると言う意味でビオディナミーに取り組んでいる・・・

と言ってました・・・・・(通訳を通じて)

 

そして、もう1人が彼女です。

 

ファビエンヌ ボニー.jpg

 

【Jean-Pierre Bony・Fabienne Bony/

                  ジャン・ピエール・ボニー・ファビエンヌ ボニー】

 

彼女は、元薬剤師で、3人の幼い娘さんの母親です。

 

元々はお父さんが当主としてワイナリーを守っていましたが、

お父さんが急死し、その後彼女がワイナリーを継いだそうです。

 

女性で、しかも主婦で、お母さんで、非常に苦労のなさってようです。

 

お父さんの時代はネゴシアン(葡萄を買う業者)に売っていたそうですが、

彼女がワイナリーを継いでからは、彼女がオーストリアでワイン醸造を学び、

現在は、全てを自社でこなすようになったそうです。

 

そして、殆どはフランス国内で消費されるので、日本に入ってくるのも、ごく僅か。

 

とても、ピュアで、美味しいワインでした。

 

<ワイン.jpg

 

多分このワインじゃ無いような気がします・・・(すいません)

 

この他にも色々なワインを飲みました。

 

食事も美味しかったし、ワインも久しぶりに大量に頂きました。

 

普段、試飲会などでは、余ったワインなどは、吐き用の壺の様な物に空けるのですが、

流石に今回はそう言う訳もいかず、全てを胃に放り込みました。

 

はっきり言って、決して安いワインではないので、どれを飲んでもとても美味しい。

 

そして、個人的にはションパンと最後に飲んだ、なんと言うワインか忘れたんですが、

赤ワインが非常に気に入りました。

 

やはり赤ワインでも、酸が重要で、酸の出方が僕は凄く好きでした。

 

で、今回何故こんな会に参加したのかと言いますと、

彼からのお誘いがありまして、参加しました。

 

彼は今回、僕達のコンセイユとして、通訳からワインの魅力を色々と教えてくれました。

 

ニシノ君.jpg

 

西野酒店の西野嘉高君です】

 

何故、目だけかは、彼のイメージだそうで、顔出しは禁止だそうです。

 

ちょっと笑ってる目なので、彼を知る人からしたら、新鮮かも知れませんね。

 

でも、きっと彼を知る人からすると、何故彼がフランスワイン?とお思いでしょうが、

それは、やはり勉強なんですね。

 

彼はイタリアワインの伝道師として、多分日本一かも知れません。

 

そんな彼が、イタリアワインを知る上で、

フランスワインも知っていなければと言う事なのでしょう。

 

そして、たまたま同じSo-net blogを使っていたと言う出会いから、

僕が以前行った輸入元さんの試飲会の写真に彼が写っていた事が切っ掛けで、

今回初めて会って、色々と話が出来ました。

 

同じ歳なのですが、流石にイタリアワインを極めているので、

話す内容や、表現が非常に分かりやすく、聞いてて心地よい。

 

だから彼の連れてきたお客さんも、とても楽しんで帰られました。

 

僕も自分の店に来店下さるお客さん以外とお話しする機会が少ないので、

消費者の方と色々お話が出来、本当に楽しい会でした。

 

で、ご一緒したお客さんです。

 

お友達.jpg

 

ちょっと許可を得ていないので、白黒で小さくして載せました。

 

すいません。

 

でも、お二人とも、僕なんかよりワインににとても詳しく、

勿論フランスやイタリアにも行っておられ、

逆に販売する側の方が、勉強になった感じでした。

 

楽しい時間をご一緒出来て、本当に良かったです。

 

ありがとうございました。

 

そして、最後まで色々と面倒を見て貰い西野君には、本当に感謝しています。

 

これからも、また何かの機会に会いましょうね。

 

で、流石に飲み過ぎで、帰りは久しぶりに少々足にきかけていましたが、

問題なく家に辿り着き、帰りにたこ焼き買って帰りました(笑)

 

やっぱり地が関西人なんでしょうね。

 

高尚な物を飲んだり、食べたりしたら、無性に食べたくなりました・・・(笑)

 

でも、今回は酒屋さんともお話が出来、生産者さんともお話が出来、

消費者ともお話が出来、僕とっては、とても楽しい会になりました。

 

そしてまたワインが好きになりました。

 

最終的には、コレが大事!!

 

如何にワインを好きになって貰えるか。

 

それを僕は酒屋として、皆さんにどう伝えていけるか、非常に勉強になりました。

 

そして、何かを伝える上で、

自分自身がもっと食に対して貪欲でないといけないな・・・と思いました。

 

で、帰りにたこ焼きでしょ・・・・・あかんやろ(苦笑)

 

最後に西野君、誕生日おめでとう!!

 

それでは、また。

 

 


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コメント 2

ypsilon

おおきに!

その目が‥笑
by ypsilon (2008-04-24 06:51) 

井上酒店

ypsilonさん、コメントありがとうございました。
そうね。でも良い感じの写真やで。
今度メールで送ります!!
by 井上酒店 (2008-04-24 21:31) 

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