オヤジに感謝！！

今日の大阪は、日中晴れたり、曇ったりと言う感じでしたが、

午後７時頃から「ポツポツ」と雨が降り始め、現在は結構しっかりと雨が降っています。

要約、梅雨らしいと言うか、雨が降ったなと言う感じです。

さて、本日は【父の日】です。

皆さん、如何お過ごしでしょうか？と言うか、お父さんへ何かしましたか？

当店としましては【父の日の贈り物】を多数ご用意はしていましたが、

今年は少し【ズッコケ】気味でした。

意外とお父さんへ対しては贈り物したりする人が減っているのかも知れませんね。

昔は、小さな子供さんが「ビール一つお父さんにプレゼントしたいんです」

と、こんな光景もありましたが、今年は全くありませんでした。

確かに【お父さん】と言いますと、どうしても【お母さん】に比べ、

ランキングが低い位置に存在しているイメージありますよね。

あれは何なんでしょうか？

確かにウチでもウチのオヤジはある意味【煙たい存在】ですね（笑）

ま、とにかく頑固、頑固。

ウチのオヤジ、僕は普段は【おと〜はん】と呼んでいます。

オカンは【オカン】ですね。

ただ、昔は多分【お父さん＆お母さん】だったと思うんですが。

いつからこう呼ぶようになったんでしょうか？

ウチのオヤジは、タダのワガママ、気ままなオヤジです。

昔も商売の事などで口論になり、その話の流れでオカンへの態度について言いました。

オヤジはお客さんが居ようが、居まいが、常に喧嘩腰でモノを言います。

ですから、お客さんは「喧嘩してるんかと思った」となる訳です。

必ず来店頂いたお客さんはビックリするし、不機嫌な顔になります。

そりゃそうですよね。

自分が居てる目の前でオカンが【ボロカス】言われてるんですからね。

それでまた声がデカい。

こう言う事は商売上マイナスだと言う事を言うと、怒り口調で

「俺はこれで６０年以上生きてきてるんや、そんなもん治らん！」です。

まず、そう言う事がお客さんに対して不愉快である事すら分かりません。

そして、それを周りから指摘されても治そうとしないオヤジ。

ま、こんなオヤジと商売をして行こうと思うとホント大変です。

このblogのタイトル【俺が酒屋を継いだ訳！！井上酒店、三代目の奮闘記！！】とは

正に、こう言う事です。

ただ、僕がオヤジに対して一つ申し訳無い事をしたと言う出来事があります。

実は、僕が中学１年の時、オヤジと喧嘩になりました。

何故喧嘩になったのかは忘れましたが、恐らく反抗期だったんでしょうね。

その時オヤジは病弱で、僕は逆にサッカー少年で中学１年ながら、

身長は１７０ｃｍを越えていました。

※現在１７７ｃｍですので、全く伸びていません（涙）

その時、初めて取っ組み合いの喧嘩になり、

僕は簡単にオヤジを投げ飛ばしてしまいました。

それからオヤジは僕に対して遠慮がちに怒るようになりました。

正直、投げてしまった事を年を追うごとに後悔しています。

それまでは、強いオヤジ、怖いオヤジでしたが、その後は・・・。

やはりオヤジには、勝たない、勝てない方がいいですね。

そんな事もあるのでしょうか？

益々頑固、堅物になっていますね（苦笑）

今回は父の日に格好いいオヤジになって貰おうと

【JOURNAL STANDARD】の茶系のセーターをチョイス。

７０近いヒョロヒョロのオヤジですが、どうせなら格好いい

【ちょい悪オヤジ】になって欲しいと思います。

今日も「おと〜はん、父の日のプレゼント用意してるからな」と言いますと

「そんなん気い遣わんでええねん」と、いつもの怒り口調で（苦笑）

ま、やっぱり相変わらずです。

ま、ただ、今現在【井上酒店】があるのは、オヤジが弱い身体に、むち打って

頑張ってきてくれたおかげであることには間違いありません。

今日は父の日です。

こんな堅物、頑固オヤジに感謝！感謝！！です。

コメント 3

まさに感謝ですよね・・・。
それぞれのご家庭の事情が有るとは思いますが、
「親」は大事にして欲しいと思います。
私の場合は、突然父を亡くしました、
心の中で感謝に気持ちを伝えました・・・。
by (2007-06-18 00:38) 

讃岐うどん食堂さん、コメントありがとうございました。
そうでしたか。突然大切な人が亡くなると言うのは、本当に辛いことですね。ま、商売、仕事をやって行くにはお互いに考えが異なる事が多いので、当店のように喧嘩をしたりする事も仕方ないのでしょうが、まだ喧嘩が出来る相手が居るだけ僕は幸せなのかも知れませんね。亡くなられたお父様へご冥福をお祈りします。
きっと讃岐うどん食堂さんの食へのこだわりを空から見てると思いますよ。
by 井上酒店 (2007-06-18 21:08) 

おとうさんにカッコイイちょい悪おやじになって欲しい気持ち、
わかるような気がします。
身近な人だからこそ不満も出てくるけど、心の中は感謝の気持ちがいっぱいですよね。
おとうさんとご一緒にお仕事頑張ってください！
by yumi (2007-06-19 06:12)