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我が故郷へ貴方をお連れします…2008 PartⅢ [旅]

さて、すっかり秋めいてきました今日この頃、如何お過ごしでしょうか?

本当に月日が経つのは早いもので、もう10月ですもんね。

ついこの間まで、暑い暑いと、そればかり言ってた日々が懐かしく思いますね。

最近はすっかり日が短くなり、夜が長くなりました。

で、正直、今更ながら旅の思いでをUPするのも何なんですが、
PartⅡまで行って、結末に行かずに終わる訳もに行かず、
季節外れですが、僕の夏の思いで、最終章をお届けしたいと思います。

と言う事で、前回までの我が故郷へ貴方をお連れします…2008 Part ⅠPartⅡを・・・

さて、ベロベロながらホテルに帰ってきてからは、ホテルの露天風呂に入り、
すっかり良い気分になり、就寝となりました。

で、勿論、朝は朝で嫁さんと大浴場に向かい、男女は勿論別ですよ。

で、朝からさっぱりし、朝食へと向かいました。

実は僕は朝食はどうでも良かったのですが、嫁さんの希望で「朝食のあるホテルがいい」
と言う事で、今回のホテルを選んだのですが、流石に今日の朝食は豪華でした。

ちゃんとシェフが朝から目の前でオムレツや、ハムエッグなどを作ってくれたり、
バイキングも前日のホテルに比べ随分豪華でした。

朝食はどうでもええ・・・と思いながら、いざごちそうを目の前にすると、
バクバクと食べてる自分が居て、嫁さんとも美味しいな・・・って感じで(苦笑)

朝一から、お腹一杯になって上機嫌です。

で、部屋へ戻り、今日の最終日をどうするかの作戦会議です。

実は大阪を離れる前にオヤジから
「せっかく四国行くなら徳島の蔵元さんと高知の蔵元さんへ行ってきたらどうや?」
と言われていたのですが、流石にお盆ですので、蔵も誰も居ないだろうと思い、
前々から行きたかった直島へ行く?と正直予定を決めずに、
「とりあえずフェリーの時間や料金を確認しに港へ行こか!」と向かいました。

で、港に着くと従業員の人に「直島行くの?」と聞かれたので「あ・・ええ」と・・・。

フェリー乗り場のオッチャンに「急いで!フェリー待たせるから、
あそこの建物でチケット買って、早く早く・・・」と言われ大慌て・・・。

僕らは正直、行くかどうか迷っていたのですが、何か勢いで、ついつい行くと言ってしまい
大慌てでフェリーのチケットを買いに走りました。

所がフェリーに乗るの久しぶりで、車の車検書が必要と言われ、
また車に猛ダッシュで戻り、車検書を持って再びチケット売り場に向かいました。

で、料金を言われビックリ!!支払ったお金は5千円を超えていたと思います。

と言う事で、往復で1万円越えです。

正直「え!」って感じで、まさかまさかの大出費です。

でも今更「高いから止めます」とは言えず、僕達の為にフェリー待たせてますし、
そのままお金を払って、フェリーに乗り込みました。

まぁ、こうなれば、もう高いとか言うより楽しむ事を優先さえないと・・・。

高松を出発.jpg

サ・ヨ・ナ・ラ・・・高松

久しぶりの海の上です。

瀬戸大橋.jpg

遠くには、世界最大級の橋梁の瀬戸大橋が見えます!!

高松港を出て、フェリーに揺られる事、約1時間で目的地の直島の宮ノ浦港に到着です。

港の赤カボチャ.jpg

港の入口には有名な赤カボチャが出迎えてくれます。

港.jpg

港は本当に昔ながらの港街ですが、フェリー乗り場は、めちゃくちゃ格好いいんですよ。

と言いながら、写真撮るの忘れてました。

この直島は、昔は色々あったそうですが、今はアートの島として、再生を果たし、
建物の多くを安藤忠雄氏が制作しているようです。

島を探索中に中学校かな?もあるのですが、めちゃくちゃ格好いいんですよ。

これも写真撮ってませんでした。

で、フェリーを下り、予備知識が全くないので、
とにかくフェリー乗り場で貰った案内状を頼りに出発です!!

で、まず向かったのはここ!!

地中美術館.jpg

地中美術館です。

で、ここで大きな失敗!!実は偉い事に気づきました。

メーターのランプが点灯してる事に気づきました。

そうです・・・大阪を出て、1回もガソリンを入れてなかったんです。

で、地中美術館の駐車場で、授業員の人にガソリンスタンドがあるか確認すると、
あるのはあるが、お盆で多分休んでいると言われ・・・。

こんな所で、もし車が止まったらと思うとゾッとしました。

ですが、ランプが付いてからも何十キロかは走れるはずです。

とにかくまずは地中美術館を楽しむ事を優先しました。

地中美術館は、正に名前の通り山をくり抜いた地中にコンクリートを埋め込み、
出来上がった地中の中の美術館です。

少し迷路のような作りで、少々迷いそうですが、とても神秘的な建物です。

流石!安藤忠雄氏です。

中も非常に神秘的で、アートに触れるには最高の場でした。

中は残念ながら撮影禁止ですので、写真はありません。

作品など、詳しい事はリンク先で確認下さい。

途中、少し疲れたので地中カフェに立ち寄ったんですが、
地中カフェから外に出れる事が分かり、テラスへ出る事にしました。

この日は朝は少し雲もありましたが、もう外はカンカン照りの猛暑でした。

正直とても綺麗な眺めでしたが、暑すぎました。

そのテラスで見つけたのがこれ!

虹色テントウムシ.jpg

虹色テントウムシです。

果たしてコイツは良いテントウムシなのでしょうか?

さて、その後も地中美術館を鑑賞し、大満足で美術館を後にしました。

さて、ここからは再びガソリンの心配です。

とりあえず、港近くにガソリンスタンドがあると言う事で、再び港へと戻りました。

で、ちょっとその前に港に戻ったので、赤カボチャに近づいてみました。

赤カボチャ.jpg

【南瓜 - 草間彌生

何なでしょうか?気持ち悪いと思えばそう思えなくもないですが、
僕には妙に可愛く見えるんですよね。

そして、再び車に乗り込みガソリンスタンドを目指し出発です。

所が、やはりガソリンスタンドは休みでした。

仕方ないので次のガソリンスタンドを目指しましたが、そこも休み。

もう諦めて、直島でガソリンが無くならない事を願い、
次の目的地ベネッセハウスミュージアムに向かいました。

で、この直島、島の中でルールが色々とあって、
車で入れる場所と、宿泊者のみが車で入れる場所とあるようです。

ベネッセハウスミュージアムには、僕らは車では向かえませんので、
近くの駐車場に車を止め、歩いてベネッセハウスミュージアムに向かおうとしたのですが、
駐車場のオッチャンに、
「歩いたら登りやから結構あるよ、バスがあるからバスに乗ったら?」
と言われ、バスを待つ事にしました。

で、このバス停の直ぐ近くに、今回是非見たかった物がありました。

黄色カボチャ.jpg

【南瓜 - 草間彌生】

最も有名な直島を代表する作品が、この黄色い南瓜ですね。

正直「え!こんな所にあるの」とビックリしました。

写真では大きく見えていましたが、意外に小さいですよね。

しかもあんな所に・・・是非ご自身でお確かめ下さい。

そしてバスに乗って、ベネッセハウスミュージアムに向かいました。

途中、安藤忠雄氏の建てたホテルやレストランがあり、とても良い雰囲気で、
ここに泊まりたいな・・・と嫁さんと話しながら向かいました。

で、ベネッセハウスミュージアムも、写真撮影が禁止されていますので、
リンク先でお楽しみ下さい。

さて、その後、駐車場まで戻るのですが、バスの時間を確認すると結構あるので、
帰りは下り道ですので、歩いて駐車場に戻る事にしました。

途中にも野外のアートが点在していますので、その辺もお見逃しなく!!

で、駐車場に近くなった所で、とても素敵な建物発見です。

レストラン外観.jpg

ベネッセハウス テラスレストランです。

お昼も随分回っていたので、ここで昼食を取る事にしました。

レストランの中.jpg

中は開放的で凄く良い空間です。

レストランからの風景.jpg

案内されたのは、こんな感じで目の前に海が見える、素敵な場所でした。

で、頂いた料理は、こんな感じです。

昼食1.jpg

昼食2.jpg

昼食3.jpg

昼食4.jpg

とにかく優しい味わいで、凄く美味しかったです。

でも、食べ過ぎですかね(笑)

さて、食事も終わり、点在する作品も見ながら、駐車場に戻り、
最後は【家プロジェクト】へ向かいました。

家プロジェクト看板.jpg

家プロジェクトは、直島・本村地区において古い家屋を改修し、
アーティストが家の空間その物を作品化したプロジェクトです。
ここでは、それぞれの建物、ひいてはそこで営まれた生活や日本の伝統、
美意識に対峠した空間がアーティストによって形づけられ、永久展示・公開されています。

まずは、本村ラウンジ&アーカイブでチケットを購入し、各家に向かいます。

ですが、時間が遅かったので、予約で一杯の所もあり、見れない所もありました。

で、簡単ですが、作品を紹介します。

しかし、中はここも写真撮影は禁止されていますので、詳しくはリンク先でご確認下さい。

角屋 宮田達男.jpg

角屋 宮田達男

護王神社 杉本博司 .jpg

護王神社 杉本博司

護王神社 杉本博司2 .jpg

【護王神社 杉本博司】

南寺 ジェームズ・タレル.jpg

南寺 ジェームズ・タレル

ここが入場制限があり、1日の入場出来る人数が決まっているので、
早めに予約を入れる事をオススメします。

僕達も中には入れませんでした。

碁会所 須田悦弘.jpg

碁会所 須田悦弘

で、次の家に向かっていると、こんな子が出迎えてくれました。

猫1.jpg

猫2.jpg

写真を撮っていると僕の足に近づいてきて、スリスリと(笑)

全く人を怖がる事なく、慣れたものです。

石橋 千住博.jpg

石橋 千住博

ちなみにチケットを買いに行った本村ラウンジ&アーカイブに、
石橋の建築家の千住博さんがいらしてて、みんなに写真責めにあってました。

僕は全然知らなかったので、誰や?って思ってました。

で、最後の家に向かっていると今度はこんな子がお見送りしてくれました。

猫3.jpg

「おう!もう帰るんか」

猫4.jpg

「しゃあないから、一緒に途中までついて行ったるわ」

猫5.jpg

「ほな、気いつけて帰れよ」・・・・・と言わんばかりでしょ(笑)

この周辺には猫が沢山居ましたね。

それに、周りの家もとっても可愛い家が沢山ありました。

はいしゃ 大竹伸朗.jpg

はいしゃ 大竹伸朗

自由の女神.jpg

家の中に自由の女神が・・・アートですね。

家プロジェクトは、家の中が作品になっていて、凄く感動しますよ。

これで、直島のアートの旅は終わりました。

この日は本当に暑くて、1日で随分焼けました。

ちなみに、直島は小さな島なので、今日の紹介した所は、徒歩でも回れますし、
バスも走ってるので、徒歩で来ても十分満喫出来ますよ。

それに、高松でレンタサイクルを借りて、フェリーに乗る人も多いようです。

後からそう言う方法があった事を知り、僕らもそうしたら良かった・・・と。

何とかガソリンも持ち、いざ港へ・・・。

所が、ここでまたまた問題が。

この直島、この段階で知ったのですが、
岡山県の宇野港へ15分程度で着くほどの所に位置していて、
岡山県へ渡るか、1時間かけて高松に戻るかと言う選択肢がありました。

普通なら宇野港へ出るんでしょうが、お盆で岡山経由で大阪に向かうより、
高松に戻り、徳島から淡路島経由で帰る方が渋滞が無いと判断し、
再び高松へ戻る事にしました。

港を後に・・・.jpg

ありがとう・・・直島

夕焼け.jpg

そして海に沈む夕日・・・感動です。

その後、フェリーで疲れて少し仮眠を取り、気づけば高松港へ。

まずした事、それはガソリンを入れる事でした。

何とかギリギリセーフでした。

もうこの時点で時間は6時を回っていたので、大阪へ帰ります。

ありがとう!!高松。

ありがとう!!香川県

ありがとう!!四国

今回はアートに始まり、アートに終わった楽しい旅となりました。

満月.jpg

そしてこの世は満月でした。

これで、この夏の旅行記は終了です。

で、次回は番外編をお届けします。

お楽しみ!!

皆さんも、香川県に行きたくなりましたか?

是非、我が故郷、香川県へ1度足を運んでみて下さい。

とても良い所ですよ。

そして最後は今回の旅の締め括りに相応しい一曲を・・・

嫁さんと過ごした楽しい夏の思いででした。

ありがとう・・・夏・・・さよなら・・・夏・・・また来年・・・。



【夕焼けにお願い - RAKUTEN PIPE】

それでは、また。
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みずの酒店

夏の思い出。。完結お疲れ様です!
香川県はほんとに芸術の街なんですよね~♪
灯台下暗しで、まだまだ知らない事も多いですが。。。
僕も直島には、2回行きました、アーティスティックですよね~。
3年程前にカフェで一緒に働いていた女の子が、2年前に地元直島で「清」(さや)って言うカフェをオープンしたんですよ。次回是非。。。
また、高松に遊びに来てくださ~い♪
by みずの酒店 (2008-10-08 17:21) 

hankyu8200

長旅、おつかれさまです。
四国へはまだ一度も足を運んだことがないですけど、なるほど、行ってみたくなります^^
手堅く、讃岐うどんめぐりがいいですかな?
by hankyu8200 (2008-10-08 20:31) 

井上酒店

みずの酒店さん、コメントありがとうございました。
はい。今回は長編で少々書くのも、編集にも戸惑い、結局はお盆の記事が10月まで延び延びになってしまい、商品紹介せんでいいの?って感じなのですが、いったんPartⅠを書いちゃったんで完結しないと気持ち悪いんでね。ちょっとお疲れです(苦笑)本当はイサム・ノグチ庭園美術館にも行きたかったんですが、それはまた次回に置いておきます。直島にお友達がカフェをやっているんですか・・・もっと早くに知り合っていれば、お邪魔出来たのに・・・また機会があれば行っていますね。また高松には、ちょくちょく行く事もあると思うんで、その時は寄りますね。
by 井上酒店 (2008-10-08 22:52) 

井上酒店

hankyu8200さん、コメントありがとうございました。
そうでうか。ま、四国特に香川県は日本一小さな県ですので、そんな思いで行くと、また違った見方が出来るかも知れませんね。讃岐うどんは本当に香川文化の象徴ですし、栗林公園もとっても良い所ですし、のんびりするには良い所ですよ。是非一度香川県へ行ってみて下さい。オススメしますよ。
by 井上酒店 (2008-10-08 22:55) 

meg

四国、従姉妹は居るのですが、未だに行った事ないですね。
本場の讃岐うどんを食べたいのですが、今は・・・(笑)
お写真がとても上手になった様な。
猫のシルエットなんて最高ですね!
海の上もいいなぁー。
あー、旅したい!
by meg (2008-10-09 02:23) 

ぼ店主

あれ?広島にいったんじゃなかったの。
某蔵の人から噂をききましたが。
by ぼ店主 (2008-10-09 16:05) 

井上酒店

megさん、コメントありがとうございました。
そうですか。それでは是非四国へ旅行ですね(笑)まぁ、田舎町な部分と、やたらと開けた部分とある町ですが、僕は好きな町ですね。是非一度ご旅行へ!!勿論うどんは最高に旨いですよ。写真良くなりました?カメラが変わったからですかね?最近漸く使い方が少しだけ分かってきましたが、まだまだですね。もっと良い写真が撮りたいんですが、まだ勉強不足ですね。
by 井上酒店 (2008-10-09 20:09) 

井上酒店

ぼ店主さん、コメントありがとうございました。
はい、そのまま大阪ですよ。多分何処かの井上酒店さんと蔵元さんが勘違いされてますね。大阪には井上酒店さんで、有名なお店さんが何軒もあるので、そのお店さんと間違えてらっしゃるんじゃないでしょうか?ウチはまだまだ噂に上るようなお店ではありませんよ。でも良い噂や、気にかけて下さる蔵元さんが増える様に頑張りますね。
所でお風邪の方は大丈夫ですか?この所大阪も、暑くなったり寒くなったりと訳分からない天気が続いてますので、体調管理が難しいですよね。余り無理をなさらずに、お気をつけ下さいね。
by 井上酒店 (2008-10-09 20:26) 

345

去年わたしが行ったときと同じルートもあれば、
はじめて見るところもあって
楽しませてもらいましたよー♪
by 345 (2008-10-09 23:13) 

井上酒店

345さん、コメントありがとうございました。
そうですよね。僕も345さんなら分かるやろうな・・・って思ってました。直島は行って大正解でした。何やらもっとディープな所もあるようなので、泊まりで行くともっと良さそうですけどね。でも楽しい芸術の旅でした。
by 井上酒店 (2008-10-09 23:34) 

tubomi

こんばんは^^
心のこもったコメント ありがとうございます。
またゆっくり 訪問させて頂きます^^
by tubomi (2008-10-09 23:47) 

井上酒店

tubomiさん、コメントありがとうございました。
いえいえ、何も出来ませんが、元気を出して下さいね。ウチのblogは覗きたくなった時に覗いて頂ければ、全然問題ないですよ。お暇な時に覗いてやって下さい。
by 井上酒店 (2008-10-10 11:04) 

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