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進化を続ける・・・ [入荷情報!]

ん!・・・ここに来て12月でこの暖かさ。
各蔵元さん、酒造りに非常に苦労されています。
なんとか頑張って欲しいものです・・・。

さて、入荷情報です。
ちょっとさぼってた訳ではありませんが、
少し前の入荷の物から最新の物まで、香川県の川鶴酒造さんの入荷情報です。

☆川鶴酒造(香川県)

①川鶴 秋あがり  純米無濾過原酒 26BY

川鶴 秋あがり.jpg

秋に発売されるこのお酒も既に入荷して3ヶ月。
残り僅かとなっています。
川鶴の王道的味わいの膨らみのある味わいと、香りもそれなりにあり、非常に飲みやすいお酒です。
まさにジューシー川鶴ここにあり!

▷原料米:讃州さぬきよいまい ▷精米歩合:65%
▷アルコール:17度 ▷日本酒度:±0 ▷酸度:1.5
▷酵母:広島吟醸+協会901 ▷火入れ:瓶燗火入れ

1,800ml ¥2,808 / 720ml ¥1,404 


②川鶴 讃州おいでまい 純米酒 26BY

川鶴 おいでまい.jpg

今期初めて発売された新しい川鶴の純米酒です。
2年前に香川県で誕生した食米「おいでまい」を使い醸した純米酒です。
「おいでまい」は、日本穀物検定協会主催の「米食味ランキング」において、
2年連続最高金賞の「特A」を獲得した四国のお米としては初の快挙となったお米です。
そんなおいでまいの良さを引き出すため、箱麹での麹造りにこだわり、
丁寧な酒造りを心がけ醸したお酒です。
確りと酸もあり、酒度以上にキレもあるお酒です。
冷も良いですが、常温から燗で味わって欲しいお酒です。
まだまだ若いですけどね(笑)

▷原料米:おいでまい ▷精米歩合:70%
▷アルコール:15度 ▷日本酒度:+1 ▷酸度:1.8
▷酵母:協会701号 ▷火入れ:瓶燗火入れ

1,800ml ¥2,678 / 720ml ¥1,339



③川鶴 純米無濾過 低温瓶囲い熟撰 24BY(井上酒店限定商品)

川鶴 熟撰.jpg

さて、このお酒は、24BYに川鶴酒造で醸された中で、社長が気に入り「熟成させたい」と思い、
冷蔵庫で密かに囲っていたお酒です。
今期、日本酒ゴーアラウンドで川鶴酒造さんにお願いするにあたり、何度も蔵に寄せて貰い、
「こんな酒あるけど、どうやろ?」と社長からのお言葉を頂き、
話を聞き味を利かせて貰い即決しました。
基本は、24BYの秋あがりと同一商品になります。
その出来に感動した川人社長が密かに囲っていた、謂わば社長の思い入れ満載のお酒です。
王道のジューシー川鶴が、低温で瓶囲いにより如何に変化、進化したか、
是非、ご自身で味を確かめてみてください!
販売は全て当店に託して頂きました。
もともと30本ほどしか無い商品ですので、既に残り半分ほどになっています。
お早めにどうぞ!

で、裏話を1つ!
実は、僕は24BYのお酒を蔵で管理していたので、販売価格は上げましょう!と言いました。
蔵も置いとくだけでも当然経費はかかるので。
ですが、社長は、「いや、そのままの価格で飲んでもらおう」と言いました。
なので、価格は以前の価格のままです。
こう言うところも川人社長の人柄の良さなんですよね!
なので、皆さん買って下さい!!

▷原料米:讃州さぬきよいまい ▷精米歩合:65%
▷アルコール:17度 ▷日本酒度:±0 ▷酸度:1.5
▷酵母:広島吟醸+協会901 ▷火入れ:瓶燗火入れ

1,800ml ¥2,700


④川鶴 純米大吟醸 袋しぼり 26BY

川鶴 純大吟.jpg

今期3月に発売された川鶴 純米大吟醸 袋しぼり中垂れ 無濾過生原酒
の火入れバージョンになります。
個人的には、このレンジの火入れを待っていました。
旨みたっぷりの川鶴王道の純米大吟醸です。
贅沢に袋しぼりをした味わいは、優しさと力強さが癒合した川鶴らしさ満載です。
これからのシーズンはご贈答などにも十分使える、限定流通商品の最高峰に位置するお酒です。
勿論、年末年始、大切な方々と酒を酌み交わすのにも最適な1本です。

▷原料米:麹・山田錦 掛・オオセト 
▷精米歩合:麹・50% 掛・45%
▷アルコール:17度 ▷日本酒度:+1 ▷酸度:1.4
▷酵母:広島吟醸+協会901 ▷火入れ:瓶燗火入れ

1,800ml ¥4,536 / 720ml ¥2,268


⑤川鶴 純米大吟醸 日本酒ケーキ

川鶴 ケーキ.jpg

この夏、蔵に伺った時にお土産で頂いたのですが、
その時社長に、「これってウチで売ることって可能ですか?」と聞くと
「バンバン売ってよ!」と言って頂き、それ以来ウチの店のヒット商品となっています。
実は、今回紹介した④川鶴 純米大吟醸 袋しぼりを贅沢に使い、
地元のケーキ屋さんとコラボした日本酒ケーキなんです。
はっきり言って、普通のお菓子的なお酒の使い方ではありません。
開けたては、日本酒丸出しです。
正直、こんな日本酒使って大丈夫?って思いました。
お酒が弱い方や、お子さん、車などに乗る前には絶対に食べないでください。
確実に酔っ払います。
個人的には、開けたてより、少し時間を置いた方が、バランスが取れて、良い感じでした。
正直、川鶴の日本酒買わずに、このケーキだけ買って行く人も沢山居て・・・。
「川鶴の日本酒も買ってよ!」って感じです。(笑)
まぁ、でも川鶴の日本酒があってこその商品です。
是非川鶴ファンの皆さんにも、そうでない人も、お試しあれ!!

▷原材料:鶏卵・糖類(砂糖、水飴)・小麦粉・植物油脂・純米大吟醸(川鶴)・純米焼酎
・脱脂粉乳・乳化剤・膨張剤・香料(原材料の一部に大豆を含む)

1個 ¥1,080


⑥川鶴 純米吟醸 雄町 26BY

川鶴 純米吟醸 雄町.jpg

昨年まで特別純米酒として発売されていた商品が、バージョンアップして純米吟醸として登場です。
実はこの商品、正式な蔵出しはまだなんですが、
以前のお酒を注文すると「終売で新商品に切り替わるんですが、先行で出しましょうか?」
と言って頂き貰いました。
特別純米酒から純米吟醸へクラスは上がりましたが、基本的に吟醸香の高い商品ではありません。
雄町米特有の旨味を引き出し、幅広く楽しんで頂けるようなお酒です。
先ずは常温で、その後は燗で・・・。
ゆるゆるとお楽しみにください。

▷原料米:備前雄町 ▷精米歩合:60%
▷アルコール:15度 ▷日本酒度:+5 ▷酸度:1.4
▷酵母:協会901 ▷火入れ:瓶燗火入れ

1,800ml ¥3,240


⑦かわつる 純米原酒14 26BY

かわつる.jpg

川鶴酒造が、26BY満を持して発売したのが、この「かわつる 純米原酒14」です。
香りに頼らず丁寧な酒造りを第一に、すっぴんでピュアな酒質設計を念頭に置き、
原酒ながら優しいタッチで軽やかな味わいに仕上がっています。
ラベルはひらがなで「かわつる」と書いているのですが「かわる」とも読めますよね。
実はこのラベルは「かわつる かわる」という造語で、蔵の決意表明にもなっています。
そしてラベルの右の空白は、川鶴酒造の未来を表しています。
川鶴に未来をもたらしてくれた方が、想いを込めてデザインしてくれた大切なラベルです。
全く新しい試みで、杜氏も蔵の藤岡美樹さんが担当しました。
今後の川鶴を占う道標となる逸品です。
販売も限らえて酒販店にのみ許された商品で、720mlのみの展開となっています。
今期、四国清酒鑑表会でも、純米酒部門で優等賞を獲得しました。
27BYでは、さらなる進化が楽しみなお酒です。
是非この新しい川鶴に出会ってください。

▷原料米:さぬきよいまい ▷精米歩合:65%
▷アルコール:14度 
▷日本酒度:非公開 ▷酸度:非公開
▷酵母:協会701 ▷火入れ:瓶燗火入れ

720ml ¥1,620


⑧川鶴 讃岐くらうでぃ

讃岐くらうでぃ.jpg

既に川鶴を代表する銘柄へと成長したのが、この「讃岐くらうでぃ」ですね。
お酒のスタイルは、低アルコールにごり酒(本醸造)となります。
麹を通常の3倍使用して、白麹を使い生まれた新感覚の低アルコール日本酒です。
麹の旨味と爽やかな香り、クリーミーな甘酸っぱさが相まって、まるで大人版カルプス的な感じです。
正直、全く日本酒と言う感覚はありません。
梅酒やリキュールを飲む感覚に近いです。
香川県のご当地グルメ骨付鳥や、油を使った肉料理などの相性はバッチリです!
以前の萌系のようなラベルから、鶏料理を意識したラベルも一新し、
中身も更に上質な物へとリニューアルされました。
実はこの商品も、⑦かわつる 純米原酒14を担当した藤岡さんが軸になり商品開発して、
非常に苦労して完成した商品なんです。
なので、製造方法など非公開な部分が多くあります。
口の中の油を洗い流し、次へと誘う役割は、まさに食中酒です。
酒度は-70と極甘に感じるかも知れませんが、酸が5.0もあるため、全く甘ったるくはありません。
氷を入れ、ロックでガンガン飲んでください。

▷原料米:おいでまい ▷精米歩合:70%
▷アルコール:6度 ▷日本酒度:-70 ▷酸度:5.0
▷酵母:協会901号 ▷火入れ:瓶燗火入れ

1,800ml ¥2,678 / 720ml ¥1,339


⑨川鶴 近江玉栄70 純米無濾過 24BY

川鶴 玉栄.jpg

さて、このお酒、川鶴ファンの中でも余り知られていないかも知れませんが、
僕は大好きなお酒なんです。
ウチが川鶴酒造さんとお取引させて貰ってから、社長にお願いしたのが、
美味しい火入れの川鶴が欲しいでした。
まぁ、それに答えてくれた訳ではありませんが、社長もそういう商品を望んでおられたようです。
実は川鶴さんが大切に思っているオオセトと言う米は、
非常に硬い米で酒造りも難しいと言われています。
更に数も少ないのでオオセトを使って実験的醸造が困難と言うことから、それに代わる米はないか?
と見つけたのが近江玉栄でした。
23BYではAK1酵母を使い生を1本、24BYでは7号酵母を使い生と火入れを1本ずつ、
25BYではKT901酵母を使い純米吟醸を1本仕込み、試験醸造は終了しました。
その中で、僕がもっと気に入っているのが、このお酒です。
それまで特約店限定商品は生が主体だったんですが漸く火入れの美味しいお酒が出てきました。
更に現在熟成も進み、お燗で飲んで貰いたい川鶴!の代表的なお酒になったと思っています。
既に玉栄を使った醸造は終了し、
今後川鶴さんで玉栄を使った新商品は、恐らく出てこないと思います。
実はこのお酒も、川鶴酒造が次へと進むための第一歩になったお酒でもあります。
川鶴らしくないと言う方もいらっしゃいますが、それも含めやっぱり川鶴だと僕は思います。
本当は蔵の在庫全部欲しいぐらいなんですが、
流石に金銭的にそんな財力ないので無理ですが、そのぐらい僕は好きなお酒です。
僕は結構アツアツの燗で飲むのが好きなんですが、冷も悪く無いですよ。
純米吟醸の玉栄も今後楽しみですが、先ずはこの純米酒を是非お試しください。

▷原料米:近江玉栄 ▷精米歩合:70%
▷アルコール:15度 ▷日本酒度:+5 ▷酸度:1.8
▷酵母:協会701 ▷火入れ:瓶燗火入れ

1,800ml ¥2,592 / 720ml ¥1,296 

※川鶴 近江玉栄 純米吟醸 25BY

1,800ml ¥2,970 / 720ml ¥1,485

その他の川鶴酒造さんの商品は・・・

⑩川鶴 近江玉栄 純米吟醸 25BY
⑪川鶴 讃州オオセト55 特別純米酒 25BY
⑫川鶴 純米大吟醸 袋しぼり中垂れ 無濾過生原酒 26BY
⑬川鶴 大辛口本醸造 限定無濾過生酒 26BY
⑭川鶴 備前雄町 純米吟醸 無濾過生原酒 26BY
⑮川鶴 讃州おいでまい 純米原酒 26BY

そして川鶴酒造さんの27BYの新酒、
川鶴 讃州オオセト70 限定直汲み 純米無濾過生原酒 27BYも
来週ぐらいには入荷すると思いますのでご期待ください!

よろしくお願いします。


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