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始まりの蔵元より・・・ [入荷情報!]

さて、本日も商品が色々と入荷してきております。
もう冷蔵庫も、倉庫もパンパンになってきました。
限られた敷地の中で、いかに効率良く回転させるかが重要なんでしょうが、
そんな簡単ではないし、取ってからじっくり寝かせたい商品も数多くありますし、
まぁ、皆さんに伝えることより先に、どう貯蔵するかで頭を悩ませています。
それが落ち着いたら、「さぁ、この商品をどう皆さんに伝えようか」と考えるって感じです。
まぁ、後手後手って感じも否めませんが、性格もあるんでしょうね。
気長にお待ち頂ければと思います。

と言うことで、入荷情報です。

☆城陽酒造(京都府)

創業明治28年、京都南部、山城にある唯一の酒蔵です。
温暖な気候と木津川の伏流水に恵まれた自然豊かな地に蔵はあります。
大量生産はせず、創業以来受け継がれた技術で、地域に根ざし、愛される酒蔵を目指し、
1本1本に想いを込めて酒造りに取り組む酒蔵です。
僕が酒屋を継いでから翌年に取引が始まった、ウチでの地酒の原点のような蔵元です。

今回ご紹介の「徳次郎」は、全国43店舗の特約店で形成されたブランドになり、
ウチも昨年よりお取引させて貰えるようになりました。
純米大吟醸、季節商品豊富な特別純米酒、本醸造の3種類で構成され、
非常にコストパフォーマンスの高い、飲み飽きしない日本酒になっています。


①徳次郎 特別純米 無濾過生原酒 28BY

DSC_0394.jpg

白い花を連想させるような綺麗な香り、やや柑橘系の香りと微かにリンゴの香りがします。
ただ決して派手派手しい香りではありません。
そして麹由来の香りと酸由来の香りがします。
味わいは、フレッシュで甘みも感じますが、確りキレのある辛さを感じます。
生原酒ではありますが、確りボディと言うよりかは、もう少し軽やかな感じです。
それは米が五百万石と言うことと、精米が55%まで磨いているからだと思います。
そして意外に行けるのが生燗です。
正直、個人的には生燗は非常に色々難しい問題があるのでお勧めはしませんが、
今の時期なら良いと思います。
40度辺りでは、温度も足りず酸が際立ちすぎてバランスが良くありません。
50度辺りで酸が程よく馴染み、旨味を感じますが、もう少し・・・。
60度越した辺りで、酸と旨味のバランスが取れ、非常に良い感じです。
ただし、今は生ヒネがないので大丈夫ですが、生ヒネしだし、燗をつけると、
生熟の独特なモワッとした嫌な香りが出てくると思いますんで、お気をつけください。
もともとレギュラーの徳次郎 特別純米酒が、個人的には燗で飲みたいお酒なので、
そのニュアンスをやはり感じますね。
特にこの時期、お鍋食べながら、そのまま鍋にチロリを直接ぶっこんで、
具材と一緒に温めながら飲むのも良いと思いますよ!

▷原料米:京都府産 五百万石
▷精米歩合:55%
▷酵母:京の琴 (京都221・9号系)
▷アルコール度数:17%
▷日本酒度:+5
▷酸度:1.6
▷アミノ酸:1.4

1,800ml ¥2,808(税込)/ 720ml ¥1,404(税込)

よろしくお願いします。

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