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蔵元の熱い想い・・・ [入荷情報!]

さて本日は2023年10月7日(土)です。
本日も無事に営業を終えることが出来ました。
ありがとうございました。

お知らせです。

明日10月8日は日曜日なので定休日となります。
ご不便、ご迷惑をお掛けしますが
よろしくお願いします。

また10月9日(月/スポーツの日)は
祝日なので通常通り営業となります。
当店定休日は基本日曜日のみですので
祝日は通常通り営業しておりますので
ぜひお気軽にお立ち寄りください。
よろしくお願いします。

またその他のお知らせは下記リンクよりご覧ください。
https://inoue-saketen-info.blog.ss-blog.jp/2023-10-06


それではここからは入荷情報です。
今日は2つの同じようなコンセプトの商品が
入荷しましたので、その商品をご紹介します。

ますは福岡県の研醸より入荷情報です。


▷福岡県 研醸

昭和58年、山口酒造場と井上合名会社(現みいの寿)の
蒸留酒の研究機関として共同出資により
研醸株式会社が設立させれました。
地元で多く栽培されていた人参に着目し
人参焼酎 珍(めずらし)を開発し創業。
また北海道につぐ日本有数の麦作地域であることから
独自の焙煎技術を用い焙煎麦焼酎の開発に着手し、
現在の代表銘柄 梟・こふくろうなどの
開発、販売へと歩んで行きました。
その後は山口酒造場の研究機関からの撤退により
現在はみいの寿が単独で所有する
焼酎製造部門として研醸となり現在も
焙煎麦焼酎を軸に独自路線を直走る焼酎蔵です。

焙煎麦とは・・・
通常麦焼酎では麦を蒸し麹菌を振り麦麹を造り
発酵へと進んで行きますが
焙煎麦の場合は麦を蒸し麹菌を振り麦麹を造り
その後専用の機械に投入し焙煎処理を行い
焙煎した麦に再び麹菌を振り発酵へと進みます。
焙煎することで発酵力が弱くなるそうで
発酵が非常に難しくなるそうですが
麹菌を2回に渡り付けることで
独自の焙煎麦を開発したそうです。


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☆研醸 樽熟成酒 鳶 720ml箱入り ¥4,950

・品目:リキュール
・原材料:麦焼酎(国内製造)、食物繊維
・アルコール度数:40度

焙煎にこだわり続ける蔵で生み出された
上品な琥珀色を醸した雫。
樽の中で長い刻をかけて育まれた華やかな香り。
ほとんど羽ばたかずとも、尾羽で巧みに舵をとり
上昇気流に乗って輪を描きながら
ゆるやかに上空へ舞い上がる鳶の様子に
刻の流れに身を委ねて熟成される樽貯蔵酒の姿を
重ね合わせて「鳶(とび)」と命名されました。

鳶は皆様においしい樽熟成麦焼酎を届けたい
想いから製品化したお酒です。
本来、熟成させ樽から取り出したばかりの麦焼酎は
黄金色の美しい輝きをしています。
しかしこのまま焼酎として
皆様に味わって頂くことはできません。
焼酎は定められた色味(吸光度)に調整し
製品化する必要があり、調整する際
色味や豊かな香りや味まで失われてしまいます。
なんとか皆様にそのまま召し上がりいただきたい
その想いを実現するため今回は焼酎ではなく
リキュールとして熟成麦焼酎の本来の姿でお届けします。
熱い想いの詰まった「鳶」をぜひお召し上がりください。



次は大分県の常徳屋酒造場さんからの入荷情報です。


▷常徳屋酒造場 大分県

創業1907年(明治40年)
第二の創業2003年(平成15年)
創業以来、1984年まで清酒蔵として営業。
時代の流れの中で宇佐市・郡の酒造メーカー2社と
協力会社を立ち上げ3社による協業体制に移行。
同時に清酒蔵から焼酎蔵へと全面的に改装し
統一銘柄の麦焼酎などの販売に着手。
2003年7月に独立し常徳屋ブランドを立ち上げ
家族と2名の蔵人で再スタート。
創業時より長年培った清酒製造技術を十二分に生かし
製麹・醪・蒸留・貯蔵に至るまで量より質を重視し
地元の「原料(麦)」地元の「水」
地元の「醸し人」地元の「気候風土」を大切にし
焼酎を醸し、より一層お客様に喜んで頂ける
良酒を醸すべく経験と精進を重ね邁進する蔵元です。


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☆JYOTOKUYA DISTILLERY Barley Craft Spirits
 JAPANESE MONKEY GOLD
  Finished in Cask Aged 15Years 
 500ml ¥5,500

・品目:リキュール
・原材料:本格麦焼酎(国内製造)、食物繊維
・アルコール度数:38度

常徳屋酒造場さんより海外用の販売商品として
考えていた商品だそうですが
国内の皆さんにも、ぜひ飲んで欲しいと
今回スポット商品として先行発売されました
JAPANESE MONKEY GOLDをご案内します。

二条大麦の原酒をホーロータンクで
約13年熟成したのちカルヴァドス古樽で約2年
フイニッシュ(追い熟成)しトータル15年熟成しました。
カルヴァドス由来の甘くなめらかで
余韻豊かな香りと味わいが優しく調和し
まるでキャラメルバターのようです。

・ラベルについて・・・
大分県民にとって高崎山のニホンザルは
知らない人がいない程親しまれており
ニホンザルの生息地として
国の天然記念物に指定されております。
いわばカボスと並ぶ大分県のシンボル的存在です。
そのニホンザルをラベルに起用し
デザインをTAKA YOKOYAMAさんにお願いしました。
今回も素敵なラベルで
高崎山のお猿がカッコよく変身しました。
皆さまどうぞよろしくお願い致します。

どちらも本格焼酎の蔵元ですが
商品をリキュールとして販売しています。
これは国が定めたとんでもないルールで
焼酎は定められた色味(吸光度)でしか
出荷することが出来ません。
これは焼酎がウイスキーより税率が低く
そんな商品がウイスキーと同じように造られたら
ウイスキーが売れなくなると、ウイスキーを扱う
大手メーカーがウイスキーのような焼酎を出させるな!
との圧力の末、生まれたとんでもないルールなんです。
蔵元は自由に本格焼酎を樽熟成することが出来まず
苦肉の策として食物繊維を入れリキュールとして
販売することで色規制を回避しています。
※詳しく知りたい方は「焼酎 色規制」で検索ください。

そんなとんでもないルールの基、生まれた商品ですが
現在のルールではこの方法でしか本格焼酎の樽熟成を
そのまま味わう方法がありません。
なので、蔵元はウイスキーには絶対に負けない!
と強い信念の元、商品開発に取り組んでいます。
ぜひ蔵元の熱い想いを感じて頂ければ嬉しいです。

今後とも研醸、常徳屋酒造場共々よろしくお願いします。


最後までご覧頂きありがとうございました。
皆さんにとっても明日という日が
素晴らしい1日になることを願っています。
まだまだこれから先、どうなるか分かりませんが
みんなで力を合わせ一緒に頑張って行きましょう!
井上酒店は負けません!!
皆さんも素敵な連休をお過ごしください。
それでは、また。

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