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Taketuru Sakémakers・・・ [入荷情報!]

さて本日は2023年12月15日(金)です。
本日も無事に営業を終えることが出来ました。
ありがとうございました。

※お知らせです。
 年末年始のご案内は下記リンクをご確認ください。
https://inoue-saketen-info.blog.ss-blog.jp/2023-12-09

いやぁ、12月やっちゅうのに何ちゅう暑さか。
気持ち悪いぐらいモワッとしてますね。
明日も気温が高いようですが
日曜日から一気に寒波到来で最高気温も
大阪でも8度ぐらいらしいんで体ついていかんよね。
とは言え寒い時には寒い方が良いとは思うので
皆さんも体調管理に気をつけてくださいね。
連日商品が到着してまして
片付けが全然追いついてませんし案内も遅れてますが
色々入荷してますので、ぜひ覗きにきてください。
よろしくお願いします。


それではここからは入荷情報です。
新しい取り組みのお酒が届きました。
広島県の竹鶴酒造さんより入荷情報です。


▷広島県 竹鶴酒造

1650年頃 製塩業に参入、1733年酒造業にも参入
竹鶴酒造のある竹原は港湾業・製塩業と
海と関りが深く豊富な海産物が採れ
うま味を備えた日本酒は、それを何倍にして味わいが増し
「風土と歴史が醸す食中酒 竹鶴は、うま味・キレ味・酸味を要し
食をおいしくする」そう言う酒こそが竹鶴が目指す酒である。


PC114734.jpeg

左☆Taketuru Sakémakers Flat R3BY
 1,800ml ¥4,180

・精米方法:扁平精米
・原料米:広島県産 八反35号
・精米歩合:65%
・アルコール度数:16.2度
・酵母:竹鶴6号(T6)
・日本酒度:+10
・酸度:2.7
・アミノ酸度:2.6

右☆Taketuru Sakémakers Spherical R3BY
 1,800ml ¥4,180

・精米方法:球形精米
・原料米:広島県産 八反35号
・精米歩合:65%
・アルコール度数:16.2度
・酵母:竹鶴6号(T6)
・日本酒度:+13
・酸度:2.7
・アミノ酸度:2.7

一見すると、どこの酒?って感じだと思いますが
これ竹鶴酒造さんの新しいお酒で
Taketuru Sakémakers Flat R3BY
Taketuru Sakémakers Spherical R3BYになります。

このFlatは扁平精米、Sphericalは球形精米を意味し
2つの精米の違うお米を使い同一条件で仕込んだお酒です。

まず敬意として広島に精米機大手のサタケさんがあり
そのサタケさんが扁平精米機を新たに開発されました。
従来扁平精米とは精米において
とても理に適っているとは言われていましたが
いかんせん精米時間が球形精米の何倍も掛かり
当然その分コストも嵩むことから現実的ではなく
使っている蔵が数少ないと言う状況でした。

ただ2018年に開発された新しい扁平精米機は
従来よりも大幅に精米時間が短縮されたことから
竹鶴酒造さんとしても、その利点を活かして
酒造りにチャレンジしてみたいとなったそうです。

で、更に深く掘り下げ
元来扁平精米では胚芽を省くそうですが
今回は胚芽を残した扁平精米を採用したそうです。

実は今回、テイスティングを書くかどうか悩み
ご紹介するのが遅れてしまいました・・・。
ただ僕が飲んで結論を書いてしまうのもどうか?
蔵元は、この新しいチャレンジのお酒を
飲んでくださった皆さんに感じて欲しい
そう思っているのではないか?と思いました。

なので今回僕のテイスティングは書かず
皆さんに飲んでもらうための予備知識として
ラベルを読み解いて貰い
ご自身で感じて貰えたらと思います。

このお酒に書かれていることは下記のことです。

Polishing Method:研磨方法
Polishing Ratio:研磨率
Yeast:酵母
Glu:グルタミン酸(アミノ酸の1つ)
Arg:アルギニン(アミノ酸の1つ)
DMTS:ジメチルトリスルフィド(劣化臭)

以上のことがラベルに記載されています。

普段表記している日本酒度、酸度、アミノ酸度
この数値は両方比較しても大きな差はありません。
ただこのラベルに記載されているのは
LowとMediumと明らかな違いがあります。
実際飲んでみると全然違います・・・
とだけお伝えしておきます。

なので、ここから先は皆さんで飲み比べして
ご自身がどう感じるか楽しんで貰えたら幸いです。
なので、ぜひ飲み比べしてください。

で1つお詫びが・・・
本当は720mlもあるんですが、ウチの事情で
今回も1,800mlのみの入荷となっています。
が、1,800mlを時間掛けて飲んで貰うだけの
価値のある飲み比べだと思いますので
ぜひ新しいチャレンジをご自身で体感してください。
新しい扉が開く瞬間に一緒に立ち会ってください。
そして、あ〜でもない、こ〜でもないと
皆さんで酒を酌み交わし話して欲しいお酒です。

今後とも竹鶴酒造さんをよろしくお願いします。


最後までご覧頂きありがとうございました。
皆さんにとっても明日という日が
素晴らしい1日になることを願っています。
まだまだこれから先、どうなるか分かりませんが
みんなで力を合わせ一緒に頑張って行きましょう!
井上酒店も負けません!!
それでは、また。

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