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氷温貯蔵で・・・ [入荷情報!]

さて本日は2020年9月10日(木)です。
本日も無事に営業を終えることが出来ました。
ありがとうございました。

さて9月の前半戦が終了し明日から中盤戦。
10日なんてアッと言う間でしたね。
9月は後半に怒涛の4連休?
もしかしたら19日から27日までの9連休?
なんて人も居たりして・・・。
まぁここをどう乗り切るかで
コロナ禍の今の山場を迎えそうですよね。
とにかく気を抜かずに頑張って行きましょう!!

そして井上酒店では日本酒ゴーアラウンド大阪 2020の
バッジを販売しています。

詳しくは下記blogをご覧ください。
https://inoue-saketen-info.blog.ss-blog.jp/2020-09-01

今出来る最高のイベントにみんなで作り上げましょう!!


それではここからは入荷情報です。
秋の酒を含め品切れ商品が到着しました。
京都府の城陽酒造さんからの入荷情報です。


▷京都府 城陽酒造

創業明治28年、
京都南部山城にある唯一の酒蔵です。
温暖な気候と木津川の伏流水に恵まれた
自然豊かな地に蔵はあります。
大量生産はせず、創業以来受け継がれた技術で、
地域に根ざし、愛される酒蔵を目指し、
1本1本に想いを込めて酒造りに取り組む酒蔵です。
僕が酒屋を継いでから翌年に取引が始まった、
ウチでの地酒の原点のような蔵元です。

今回ご紹介の「徳次郎」は、
全国43店舗の特約店で形成されたブランドになり、
純米大吟醸、季節商品豊富な特別純米酒、
本醸造の3種類で構成され、
非常にコストパフォーマンスの高く
飲み飽きしない日本酒になっています。


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☆徳次郎 特別純米 ひやおろし原酒 R1BY
1,800ml ¥2,860 / 720ml ¥1,430

・原料米:京都府産 五百万石
・精米歩合:60%
・アルコール度数:15度
・酵母:京の琴
・日本酒度:+5
・酸度:1.6
・アミノ酸:1.1

城陽酒造さんより秋の酒、ひやおろしが入荷しました。
ラベルには刈り取られた田んぼに、かかしと蜻蛉と
日本の秋を感じますね。
徳次郎 特別純米 ひやおろし原酒は、
上層後の瓶詰から瓶火入れ後、-5度で氷温貯蔵され
ゆっくりと秋まで熟成し出荷されたお酒です。
色合いは淡いレモンイエローって感じで、
氷温貯蔵ならではの色合いですね。
とは言え、炭濾過などしてないのでナチュラルな色付き。
香りは米由来のやや甘味のある香りに薄っすら果実系の酸
ただ全体的には派手さの無い綺麗な香りです。
口当たりはややとろみがあり直ぐに旨味が来て
酸味と続き余韻は結構キレて行く感じです。
ちょい最後苦味が来ますが食中酒と考えると
この苦味は良いアクセントになると思います。
なので飲んだ印象はかなり辛口に感じると思います。
氷温貯蔵なので硬そうなイメージですが、
五百万石で原酒の組み合わせが良い方に働いてる感じ。
ウチらしくお燗では・・・
ぬるめの燗では、やや1火のネガが出て生っぽさ、
苦味が強くなりややバランスが崩れる感じ。
熱めの燗では、1火のネガはそのままに、
苦味が更に強くなる感じ。
こうなったら思い切って熱くしちゃったら、
ある程度味はこなれ苦味も抜けるんですが
逆に五百万石の細さが出て燗冷ましはそこそこだが、
若干吟醸香が出て来て好みが別れる感じ。
なかなかお燗のベストバランスが難しいです。
素直に行けば冷酒、冷や、チャレンジするなら
熱めの燗で燗冷まし、若しくは熱々燗で急冷し
もう1回お燗をつけると良い所が見つかるかも?
アナタは素直派?チャレンジ派?
是非、色々試して貰いたいですね。


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☆徳次郎 特別純米酒 
1,800ml ¥2,530 / 720ml ¥1,265

・原料米:京都府産 五百万石
・精米歩合:55%
・アルコール度数:15度
・酵母:京の琴
・日本酒度:+5
・酸度:1.5
・アミノ酸:1.4

品切れしてました定番の特別純米酒です。
香りは穏やかである種地味なお酒です。
定番酒らしい落ち着きのある味わいですが、
京都府産五百万石を使い低温で確り吟醸造りされ、
その後瓶燗後-5度の冷蔵庫で低温熟成。
なのでとても綺麗な熟成で
飲み飽きせずスルスル飲めるお酒です。
お燗にすると綺麗な甘みが広がり、
程良い酸味が広がります。
温度を上げすぎると吟醸香が前に来るので、
上げすぎないのがキモ。
冷やしてよし、温めてよしと
定番酒らしいオールマイティーな味わいです。


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☆徳次郎 本醸造 大辛口 1,800ml ¥1,980

・原料米:京都府産 五百万石
・精米歩合:65%
・アルコール度数:15度
・酵母:協会1001
・日本酒度:+10
・酸度:1.3
・アミノ酸:1.4

こちらも品切れしていた定番本醸造です。
ある種辛口らしい辛口のお酒です。
ウチでは数少なくアル添のお酒です。
香りは少しハーブのような香り。
派手ではなくとても綺麗な香り。
口に含むとスルッと喉を抜けて行き
最後スパッとキレよく消えて行きます。
非常に軽やかで本醸造らしい味わいです。
お燗は少し米由来の甘みが増し、
旨みをグッと感じスパッと切れる感じ。
ただし上げすぎないのがキモ。
冷やから燗まで楽しめる
とにかくコスパ最高のお酒です。


如何だったでしょうか?
城陽酒造の徳次郎シリーズは。
基本は京都の五百万石を使い様々な表情を表現した
お酒がラインナップされています。
非常に小さな蔵ですが、丁寧に手造りされ
低温管理され綺麗な酒質のお酒を醸されています。
今となってはウチには余り無いタイプのお酒なので
冷酒好きで辛口好きな方には持って来いです。
ちゃんと食中酒として料理と共に飲めるお酒なので
是非美味しいお料理と共に楽しんでください。
城陽酒造さんをよろしくお願いします。


それでは皆さんにとっても
明日という日が素晴らしい日になることを願っています。
最後までご覧頂きありがとうございました。
明日も一緒に頑張って行きましょう!
それでは、また。


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