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続々と・・・ [入荷情報!]

さて本日は2020年11月17日(火)です。
本日も無事に営業を終えることが出来ました。
ありがとうございました。


3蔵合同試飲会&勉強会のお知らせ!
当日は全国9箇所とリモート接続し開催されます。
ご参加予約お待ちしております。
https://inoue-saketen-info.blog.ss-blog.jp/2020-11-11-2


それではここからは入荷情報です。
品切れ商品が続々と届きましたよ。
鳥取県の山根酒造場さんからの入荷情報です。


▷鳥取県 山根酒造場

創業明治二十年、
日置桜を醸す山根酒造場さんは「醸は農なり」
「酒は米のポテンシャルを超えられない。
日置桜の酒造りは、常に農業の延長線上にある」
とハッキリ言い切るほど、
酒造りに負けないほど米作りにも力を注ぎ、
生産者ごとに酒を分け、生産者の米の良さを
どう引き出し酒にするかを突き詰める蔵元です。
「世に媚びない酒造り」それが山根酒造場です。
日置桜を飲まずして日本酒を語るべからず!


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☆日置桜 純米酒 30BY
1,800ml ¥2,747 / 720ml ¥1,379

・原料米:鳥取県鹿野町産 玉栄
・酒米生産者:白川大介
・精米歩合:70%
・アルコール度数:15度
・酵母:協会7号
・日本酒度:+10.5
・酸度:2.4
・アミノ酸度:2.4

日置桜のレギュラー純米酒の年度が変わりました。
今回の入荷で29BYから30BYへ
今回も前回同様に白川さんの玉栄を使い
協会7号酵母で仕込んだ日置桜王道の純米酒です。
色合いは淡い黄金色
香りはやや若めの熟成香と酸由来の香り
淡い干し葡萄、薄っすらナッツ、
食欲を唆られる香りを感じます。
口当たりは柔らかくミネラル感の後、
柔らかな甘味、優しい酸味と続き
余韻へと繋がって行きます。
数値ほど辛さは感じず酸も強くなく
米の旨味が優しく柔らかく伝わってくる感じ。
ウチらしくお燗では・・・
ぬるめの燗では、やや閉じこもっていた酸が目覚め
旨味が徐々に膨らみ始めました。
ただここじゃ物足りない感じ・・・。
熱めの燗では、閉じこもっていた酸が目覚め
キレ味と旨味と酸味のバランスが一気に整う感じ。
ただ米の旨味も確りあるので決して辛い訳ではなく
ちゃんと甘味、旨味、酸味などいきいきと現れ
王道たる風格を感じます。


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☆日置桜 転 強力 生酛純米大吟醸 29BY
720ml箱入り ¥5,526

・原料米:鳥取県産 強力(特等米)
・酒米生産者:数馬豊
・精米歩合:45%
・アルコール度数:16.3度
・酵母:協会7号
・日本酒度:+8.8
・酸度:2.8
・アミノ酸度:1.2

ありがたいことに初回入荷分は全て完売し
再入荷して参りました。

転と書いて「まろばし」と読みます。
今回色々な思いがあり、そのことを書こうと
書き始めたら全くまとまりのない物になってしまい
全て消去しました。
なので今回お酒の説明は後ほどお伝えする
蔵元のHPでご確認頂ければ幸いです。

商品の詳しい説明は下記リンクでご確認ください。
http://hiokizakura.jp/hakkou_tsushin/kura_info/3561

商品説明を読んでもらえると、このお酒の凄さや
山根社長の覚悟が伝わってくると思います。
もしかすると、もうこの先、
こう言うお酒は誕生しないかも知れません。
そのぐらいの色々なことが重なり生まれた
お酒であることは間違いありません。
僕自身、偶然にもこの酒が参考出品で出ていた
トットリ日本酒博覧会にも参加させて貰い
初めて飲んで、まだ若くて、でもとても品があり
既に柔らかな旨味と今までにない米の甘味を
感じた記憶がありました。
これが発売されるのはまだまだ先やけどね
と言われ、実は当時はまだお付き合いが無く、
自分がこのお酒を販売できるなんて
当時は想像すらしていませんでした。
その後商品化されるまでに蔵でもう1度、
そして発売前の飲み切り会で味わう機会を得て
転 強力 生酛純米大吟醸と言う
名が付いたことを知りました。
実はこの酒の話は随分昔に山根社長から直接伺い
その夜にどうして山根社長と一緒に仕事がしたい
と誓ったことを思い出します。
当時は新規でのお取引が無くて、
随分と時間が掛かりましたが、今こうやって
転 強力 生酛純米大吟醸を販売出来ることに
特別な思いでいます。
ただここからが始まりでもあります。
これからもきっとこれ以上のお酒を
世に送り出してくれるのが山根酒造場さんで
山根社長は、きっとこれからも
凄いことを考えていると思っています。
また皆さんをワクワクさせてくれる
そんな日本酒を届けてくれると思います。
まずは転 強力 生酛純米大吟醸を飲んで
山根酒造場さんの歴史の1ページにご参加ください。

発売後、既に3度ほど飲む機会に恵まれました。
もちろん日置桜は燗酒を世に問う蔵元ですが
このお酒は燗酒だけでなく冷やでもとても凛とした
趣のある味わいを映し出してくれるお酒です。
是非色々な飲み方でじっくり楽しんで貰いたいです。


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☆日置桜 水滴石穿 穿(うがつ) 純米吟醸 30BY
1,800ml ¥3,131

・原料米:鳥取県産 玉栄(化学肥料無使用 特別栽培米)
・酒米生産者:数馬豊
・精米歩合:60%
・アルコール度数:15.3度
・酵母:協会6号酵母
・日本酒度:+10.7
・酸度:2.4
・アミノ酸度:2.1

こちらもありがたいことに
初回入荷分は完売し再入荷となりました。
当店はまだまだ新参者なので穿は前回が初入荷で
前回の蔵出しは3年前の発売になるそうです。

穿とは・・・
酒造りの上で進化の過程を狙い探る上で
試験醸造した製品を商品に値すると判断した
場合にのみ使われる商品です。

実は密かに伝承強力において
数馬米の強力と酵母の相性を探ってきた結果
現在の数馬米強力と協会6号酵母の
相性に辿り着いた経緯がありました。
その上で、では同じ数馬米の玉栄ではどうか?
と言う試験的観点から生まれたのが今回の穿になります。
と言うことで穿として発売されたと言うことは・・・。

色合いは綺麗で深みのある黄金色
香りはミネラル感、甘味、酸味、淡い干し葡萄
色合いほど香りに熟成香はありません。
味わいはミネラル感の中に甘味、酸味、旨味が広がり
数値ほど辛さは感じず実に心地良い味わいです。
冷やでも十分に美味いです。
和食は勿論ですが生ハムやチーズを使った料理や
洋食系も合わせてみたい味わいです。
ウチらしくお燗では・・・
ぬるめの燗では甘味と酸味の分離感が出て
少し酸が浮いてる感じ。全然悪くはないが
ここじゃないでしょってお酒が教えてくれる感じ。
熱めの燗ではビシッと波長が合いスッと胃袋へ
食欲を唆る酸、旨味、甘味、渋味、苦味など
実に心地良く料理が食べたくなるお酒です。
みなまで言うな・・・
とにかく飲んで食べてすれば
この酒の良さは自ずと分かるはず・・・
何も考えず美味しい料理と一緒に飲んでください。
勿論お燗が最高ですが、それだけでなく
冷酒ではなく冷や(常温)でも十分美味しいので
是非冷やでもお試しくださいね。


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☆日置桜 福ねこラベル純米酒 野良 29BY 
1,800ml ¥3,572

・原料米:強力
・酒米生産者:数馬豊
・精米歩合:65%
・アルコール度数:15
・酵母:協会7号
・日本酒度:+11
・酸度:2.1
・アミノ酸度:1.9

たくさんの皆さんに共感頂きありがとうございます。
福ねこラベル純米酒 野良も再入荷致しました。
このお酒の詳しい内容は下記blogをご覧ください。
https://inoue-saketen-info.blog.ss-blog.jp/2020-07-16

香りは酸化熟成由来のやや丸みのある香り。
ただそんなに強くなくまだ若さを感じる香り。
杏、熟した葡萄、米の旨味香、やや熟した酸
色も淡い黄金色でとても綺麗です。
口当たりは優しいのですが、まだ若い酸と
最近の中ではややドライ傾向な味わいで、
余韻に米の旨みや甘味がやってくる感じです。
ボリューム感はそれ程無いのですが、
ビシッとした芯のある味わいを感じます。
この時点でお燗への期待が高まります。
ではウチらしくお燗では・・・
ぬるめの燗では、ややドライだった味わいが
米の旨味、甘味、苦味、渋味など現れ始めるが、
まだバタついている感じ。
もう少し熱めの燗では、米の旨味とドライな味わいの
バランスが取れ味わいの統一感が出て何か食べたくなる。
ガッツリ熱めの燗では、やや甘味が抜け、
ドライ感が出過ぎて本来の良さが遠のく。
と言うことで、現段階ではMAX60度ぐらいまでで、
55度前後ぐらいのバランスが一番良さそうです。
(温度は測ってないので体感です)

発売から約5ヶ月が過ぎ、またひと夏を超したので、
以前より熟成が進み更に良くなっていると思います。
福ねこラベル純米カップ 野良も絶賛発売中ですが
現在数が少なくなってますので気になる方はお早めに。
とは言え、また取りますけどね。
よろしくお願いします。

如何だったでしょうか。
この後も山根酒造場さんからは続々入荷が続きます。
是非お楽しみにしていてくださいね。
これからも山根酒造場さんの日置桜をよろしくお願いします。


それでは皆さんにとっても
明日という日が素晴らしい日になることを願っています。
最後までご覧頂きありがとうございました。
明日も一緒に頑張って行きましょう!
それでは、また。



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