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完全発酵たる所以・・・ [入荷情報!]

さて本日は2023年3月6日(月)です。
本日も無事に営業を終えることが出来ました。
ありがとうございました。

3月の2週目が始まりました。
今週も、よろしくお願いします。

今日もまた少し季節が進んだ感じがしますね。
今週は20度を超える日も出てくるとか。
もう春はすぐそこまで来てるって感じですね。
でも何となく四季の感覚がずれてきている
そんな気がしませんか?


それではここからは入荷情報です。
昨年も大好評だった1本が届きましたよ。
山形県の鯉川酒造さんからの入荷情報です。


▷山形県 鯉川酒造

創業1725年(享保10年)
山形県庄内町に蔵を構え昭和56年より
日本三大品種の亀の尾米を復活栽培して
ぬる燗で美味しい熟成純米酒を中心にした
酒造りをし、2016年からは地元米を中心に
100%純米蔵へと歩みを進める酒蔵です。
主に純米吟醸以上は1回火入れ
純米(精米歩合60%~70%)はタンク貯蔵で
2回火入れ(例外もあり)と
昔ながらの酒造りにこだわり
「酒は純米、燗ならなお良し」でお馴染みの
上原浩氏の教えを守り酒造りに邁進する
上原組の酒蔵でもあります。

ちょっと一杯 にっこり二杯 ほめて鯉川三杯目


P2283477.jpeg

☆鯉川 純米 完全発酵 日本酒度+20 R4BY
 1,800ml ¥2,860 / 720ml ¥1,617

・原料米:出羽の里
・精米歩合:60%
・アルコール度数:16度
・酵母:山形KA
・日本酒度:+20
・酸度:1.9
・アミノ酸:0.9
・火入れ:1回

今期で3造り目になる完全発酵シリーズ
昨年は+18でしたが、今期は+20と更にキレキレ。
鯉川酒造さんでは
「酒は純米・燗ならなお良し」でお馴染み
上原浩先生の教えてのもと
山形県らしい完全発酵純米酒とは何か?
をテーマに速醸&山形酵母での三造り目を迎えました。

色合いは、やや鈍目の淡い飴色
香りは、やや柑橘系の香りが主体ながら
ほんのりと甘味香をまとい、でもとても穏やかです。
味わいは、辛いと言うよりドライな感じ。
口に含むと微かな米の甘味、直ぐに酸が後押しし
スッと綺麗に引っかかりなく、すり抜ける感じ。
+20と言うとどんなけ辛いの?って感じですが
きっちり発酵することで、米が糖に変わり
その糖を酵母が食べ最後まで仕事をする。
でも米由来の旨味だけは、ちゃんと残して行き
旨味は強くないけど、これぞ完全発酵たる所以・・・
ただ辛いだけなら蒸留酒を飲めば良い。
なぜ完全発酵純米酒を飲むのかが重要。
そんなことを教えてくれる1本です。

ウチらしくお燗では・・・
ぬるめの燗では、炊き立てのお米のような香りに
今まで隠れていた米の旨味が現れ膨らみ
一気に味に膨らみが出てきて完全発酵の良さを感じます。
熱めの燗では、まだ正直若いので当然若さは出ますが
これぞ完全発酵と言う切れ味と米の旨味のバランス感
まさに完全発酵純米燗酒って感じの味わいで
やはりお燗で飲むべきお酒だと実感出来る味わいです。

冷やでは正直かなり線の細い味わいですが
温めることで隠れていた米の旨味が一気に膨らみ
鯉川さんらしさが溢れ出てくる感じで
冷やと燗でこれだけ違う味わいが楽しめるのも
ある意味珍しいかもしれませんね。

個人的には絶対にお燗で飲んで欲しいんですが
もちろん冷やで楽しんでもらってから
ぜひお燗でも楽しんでもらえれば
このお酒の本質が伝わるんじゃ無いかと思います。

ただし残念ながら今期も既に蔵元完売となっています。
本当はもっと取りたかったんですが
恐らく早期に完売になると思いますので
気になる方は、ぜひお早めにお買い求めくださいね。

今後とも鯉川酒造さんを、よろしくお願いします。


最後までご覧頂きありがとうございました。
皆さんにとっても明日という日が
素晴らしい1日になることを願っています。
まだまだこれからも大変な日々が続きますが
みんなで力を合わせ一緒に頑張って行きましょう!
井上酒店は負けません!!
今週も、よろしくお願いします。
それでは、また。


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